人類はきっと滅びる『渚にて』読んでおびえき子供のころに
『渚にて』を読んだのはいつだっただろうか?
中学時代?
核戦争によって北半球の人類は絶滅し、南半球にも放射能が迫ってきた。
オーストラリアではやがて来る死のまえに薬が配られ、人々は残された日を楽しみ死を受け入れる。
段々と放射能の死者が増えたころ、軍人の主人公は潜水艦に乗り込み自爆する。
ざっというとそんな話だったが、キューバ危機を中学生のころ経験した私としてはありえない話ではないと思って読んだ。
あの頃は本当に人類は核戦争で滅びるかもしれないと思うこともあった。
久しぶりに読みたかったが図書館にもなかった。
今は半年待って小松左京の『復活の日』を読んでいる。
今のコロナの状況を何十年も前に予言したと注目された小説だ。
核酸だかなんだか科学的知識は難しい。
小松左京はすごいな。
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