それぞれが模様も色も違ふのに制服のやうに見ゆる振袖
成人式の日に振袖姿の女性が集まっていると、案外と一人一人が目立たない。
振袖は多少の色の違いはあるが際立って見える女性はいない。
髪形はその時代の流行があるだろう、髪飾りも同じに見える。
それぞれが模様も色も違ふのに制服のやうに見ゆる振袖
成人式の日に振袖姿の女性が集まっていると、案外と一人一人が目立たない。
振袖は多少の色の違いはあるが際立って見える女性はいない。
髪形はその時代の流行があるだろう、髪飾りも同じに見える。
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日本人は制服がお好きですね、パンダラ～（意味は知らないけど探検バクモンのセリフ）
学生時代も職場でも制服。就活も、成人式まで・・・
周りがそうなら、自分だけ違う格好をするのは大変ではありますね。
自分も、年を取ってから、目立つ服装をするのがしんどくなりましたもんねえ。
私が幼かった頃は兄や姉の 「おさがり」 がごく普通、
５～６人兄弟の一番下は 気の毒なほど 「お古」 でした。
兄も弟もいなかった私は、おさがりではありませんでした。
しかしいつもダボダボに大きい新品、
成長期、すぐキチキチになってもなかなか買ってもらえません。
いつもちょうど良いおさがりが着れる一番下！の友人を羨みました。
制服は 「お仕着せ」 の典型ながら、気楽と言えば気楽です。
少しだけ加工するところに 「ローカルな？おしゃれ」 もありました。
大胆に加工したガクラン集団は密かに 「バカチック艦隊」 と呼ばれました。
成人式や卒業式の振袖集団。
ない袖を振って誂えた親の苦労(見栄？)をどう思っているやら…。
私の従妹の娘は成人式の 「振袖代」 を現金で貰い、
私の姉が着た半世紀前の振袖を 「洗い」 にだして着ました。
差額を医学部挑戦の浪人代に充てましたが、あえなく不合格、
看護学部を卒業後、看護師をしながら いずれ 「医学部の社会人入試」 に挑む由。
あまりお洒落じゃない人と会う時、自分がめいっぱいおしゃれすると浮いてしまうような気がして。
これからも人生を自分の力で切り開いて行かれることでしょう。