カラオケや将棋に遊ぶ人も消え天王寺公園新しくなりぬ
ラブホテル上の張りぼて天守閣きれいになりぬ公園とともに
天王寺公園も長い間はいろいろな変遷があった。
あるとき公園で寝泊まりするホームレスの人たちを排除するため柵とゲートができ入園料がいることとなった。
美術館へ行く人はチケットを見せれば無料だった。
公園の横の道には1回数00円で歌える仮設のカラオケ小屋?がたくさんあった。
これが大音響で、美術館で良質の美術品を見てうっとりとして気分で外へ出たとたんカラオケの音!
いつも興ざめだった。
近隣にも迷惑ということで立ち退き命令が出た。
商売をしている人たちは過ぐには退去せず強制排除となった。
それからまた時が過ぎた。
そして最近公園のゲートがなくなった!
再び無料になった。
もうホームレスの人が来ないと見込みがついたかららしい、
それと店をたくさん誘致して賃料で維持費の足しにする、新しい公園を作るというコンセプトだったらしい。
春に美術館へ行って公園を見てびっくりした!
フードコートのようになり人が多くいた。
しかしゲートの前でおっちゃんたちが将棋を指す光景がなくなった。
勝負している人の後ろに何人かが見物して、「そこ!」とか外野席が姦しい。
それは大阪らしく好きな光景だったけど。
おっちゃんたちはどこへ消えたのか、きっと近くの公園などで将棋を指しているのだろうな。
それから一つ発見して面白いと思ったこと。
カラオケがあった公園の横の道には昔からラブホテルが数軒あった。
それの一つがユニークで建物の上に張りぼての大阪城の天守閣がある。
それが公園が新しくなったのに合わせて綺麗に新しくなっていた。
これ見て笑ってしまった。
これもなんか大阪らしい。
市立美術館でその時期に
友人が属する「日洋会」という画壇の展覧会に参ります。
陽射しが強くて 公園はただ通り過ぎるだけなのですが、
記されているフードコートに結構!人が群れていました。
大阪市さんの狙いどおりかもしれませんが、
JR駅舎、地下街にもたくさん飲食・雑貨店がありますから
もっと文化(アート)の香り漂うものにしても良いのに!
ラブホテルの記述・・・。
「大阪らしい」の意味がよくわかりませんが(笑)
「張りぼて天守閣きれいになりぬ」が妙にナマめかしくはあります。
大阪らしい新しい「愛のカタチ」が生まれつつあるのでしょうね。
ラブホテルとは別ですが、東大阪市の<お城>も面白いです。
司馬遼太郎記念館に行ったとき覗きに行きました。
威風堂々。
http://style.nikkei.com/article/DGXZZO20654090X21C10A2000000