今日はいったんは今日発売の笹井宏之さんの歌集を探しに京都の三月書房まで行こうかと思ったけれど・・・どうしてかいつものように元気よく飛び出すエネルギーが湧いてこない。
家人が短い時間外出して帰って中途半端ということもあるだろう。
でも一番大きいのは気持ちが内側に向っているからだろう。
今日は笹井宏之さんのご命日。
そして100年前大逆事件で幸徳秋水たちが処刑された日でもある。
幸徳秋水に近いところにいた堺利彦の活動を『売文社』に焦点を当てて膨大な資料を集めまとめた渾身の作『パンとペン』の作者 黒岩比佐子さん(11月にこの本を刊行を見届けてすぐ急逝された)のことも偲ばれる。
亡くなられたた方々に思いを馳せたい気持ちが強く、遠出する気分にならないのだろう。
笹井宏之さんの本は26日に梅田に出たときに探してみよう。