ジェラシーの焔のやうに渦巻いて背にまとひつく夜の黒髪(ジェラシー)
この歌・・参加している方たちに「迫力!」とか言われてしまった、あはは。。
長い黒髪には女の情念が宿っている。
同じテーマで黒髪をモチーフに六条御息所の連作を作った時も「すごい情念を感じます」とか言われてしまった。
この歌・・新聞歌壇に出しても絶対とってもらえない。
短歌専門誌でも多分駄目。
情念が勝ち過ぎているから。
一般的な読者に読んでいただける歌というより、私の心にたまっているものの発露という私的な歌なのだろう。
最近はこういう歌は余り詠えなくなっていたのだが・・・出すに出せない怒りやその他もろもろの感情がこういう歌を作らせるのだろう。