海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

森野薬草園の彼岸花

2008-09-18 08:31:20 | 日記
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大宇陀(おおうだ)

2008-09-18 08:30:05 | 日記
大宇陀というところに行ってきた。
近鉄榛原駅からバスで30分。
どちらかといえば室生寺のエリヤ。

万葉の時代は阿騎野(あきの)と呼ばれて狩猟と薬草摘みの地だった。

柿本人麻呂麻呂が
 ひむがしの野にかぎろひの立つ見えてかへリみすれば月かたぶきぬ

と詠んだのもこの近く。

壬申の乱の時は吉野から大海人の皇子がこの地を通って北へと向かった。

吉野と伊勢との街道の分岐点だから各地の物産の集散地でもあリ栄えた。
だから吉野葛と薬草の産地で問屋があり、熊野の鯖もこの道を通った。
古い町並みは伊勢街道沿いに残っている。

戦国~江戸時代は織田家の城下町だった。

例のごとくバスを終点で降りたのは私一人、観光客は私一人。

ここには森野薬草園が残っている。
吉宗の命で薬草を集めて残すことを許可され、自宅の裏山に植えた。
ここも吉野葛を造っいる。
吉野葛は冬作るもので、今は沈殿槽を全部さらえて補修するのに職人さんが入っていた。

裏山は急な石畳の道、近くに職人さんたちがいるので一人で登っても危なくないようなところで登ってみることにした。
薬草は綺麗に畑に植えられているような感じではなく野の草と混じって自然のままに植えられていました。
その斜面に彼岸花がいっぱい!

飛鳥のあぜ道に咲く彼岸花とはまったく趣が違っていた。
もう少し優しい感じがした。
急な道なので汗びっしょりになってしまった。


家に帰ってからパンフレットとをよく見ると登りきったところに畑には250種類も薬草が植えてあるそうだ。
一人なので奥まで入っていくことはやめたが、いいところだった。

貼るには片栗の花がたくさん咲くそうだ。
コメント (4)
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