愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

春学期終了

2014年07月22日 | 運営
本日春学期の授業が終了しました。明日から試験期間に入り,その後8月夏休みになります。ゼミでは7月17日が春学期最後の授業日になりました。

学期最後のその日,2012年3月に卒業した,元ゼミ生の平野達郎君がはるばる浜松から大学を訪問してくれました。ゼミが始まる直前に研究室に現れたのでした。うちのゼミの卒業生では初めての新キャンパス新研究室訪問者になりました。

せっかくだから,ゼミに参加して欲しいと要請すると,快く平野君は応じてくれました。3年ゼミ生がプレゼンしたのちに,コメントを述べてもらい,さらに就職活動に関するアドバイスと,ゼミの思い出話をしてもらいました。

就職活動アドバイスの趣旨はつぎのとおりです。

面接やセミナーで,質問を大事にせよ。企業側は,学生の能力や意欲を推し量るため,学生の発する質問に着目している。どんなことでもいいから質問すべき。質問を全くしない学生は存在しないのと同じである。質問の大事さは大学時代ゼミで学んだ。ゼミで,プレゼンの後質疑応答を行うと思うが,重視して欲しい。

学生に身近な現役ビジネスマンの言葉なので,ゼミ生たちは耳を傾けていました。さらに,思い出話ではつぎのような言葉が出ました。

3年次,チームで研究発表を行ったが,とにかくもめ続けた。考え方の違い,取り組み方の違い,努力の違いなどによって,メンバー間の衝突は日常茶飯事だった。4年次に卒論を独りで作成することになった時,何て気楽なんだと感じたことを思い出す。しかし,チームにおける衝突はいい勉強になった。今でも職場で同じような状況に会うからだ。自分は小売業で働いているが,売り場つくりという重要テーマで,職場の同僚たちと衝突する。その時,ゼミでの経験を思い出しながら対処している。現役ゼミ生の今の経験は無駄にはならないと思う。

私がいつもがみがみ諭すのとは違って,しみじみとした語り口だったためか,ゼミ生の心に引っかかってくれたのようでした。

なお,さまざま語ってくれた平野君を見て,卒業生の成長を感じました。彼は,初めて聞いた3年ゼミ生のプレゼンに対して,その問題点を的確に指摘したコメントを発していました。また,アドバイスや思い出を,堂々と整然と語っていました。現役学生の頃は,焦点のぼやけた,しどろもどろの話しぶりだったのに,ずいぶんと能力向上したなと思った次第です。

他の卒業生にも,是非新キャンパスを訪ねて欲しいと思います。



コメント
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