愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

卒論

2007年06月07日 | 卒論
今日は4年生が久しぶりに全員揃ってゼミに出席。
論文構成(目次作成)を中心に卒論の書き方をレクチャーしました。いわば卒論の設計図作りを学んでもらうということです。

卒論を書くという場合,学生がついやってしまうのが,1ページ目から順を追って書いていくことです。はしがきや序論から書き始め,つぎに第1章,第2章を書いていきます。しかし,序論がうまく書けず,そこで止まってしまって,卒論執筆が進まないというのが学生が陥りやすいミスです。

今日ゼミ生に強調したのは,調査が済んだ書きやすい部分から書いていけばいいということ。そして,序論は一番最後に書けばいいということ。書きやすい部分からどんどん書いて,ばらばらに書いた部分を後に調整してつなげていけばいい。そのためには,全体の設計図がいるので,論文構成を執筆前に考えなければならないと。

もちろん,調査が進み,執筆が進むにつれて,当初の構成案を修正しなくてはならなくなることかもしれないが,それでも目安や目標としての設計図(構成)は必要であると説明しました。

本学の卒論の執筆要綱では2万字以上というのが決まりです。ゼミ生達はそのことにおそれを抱いているようです。でも,例年の状況を見ていると,字数がクリアできずに挫折した例はほとんどありません。構成案がしっかりできていて,それに沿って調査をこつこつやって,その内容を地道に書いていけば,字数なんか自然とクリアするので,とにかく,まずは構成案が大事だということを説明して今日は終わりました。
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