アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

落日の185系~いよいよ終焉か・・?

2020-11-19 20:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)

来春のダイヤ改正で、いよいよ185系電車が定期運用から撤退するとの情報が流れた。最後の定期運用は、ご存知伊豆への観光特急「踊り子」号だが、すでに後継のE257系が幅を利かせ、この春からはスーパービュー踊り子の251系電車に代わり、ゴージャスなE261系電車がお目見えして、コロナ禍であるにもかかわらず人気があるらしい。

アントンKにとっては、新車時から目にしており、東海道線に繰り出れば、嫌でも遭遇する電車だったから、ようやく来るべき時が来たという印象だ。約40年前の登場時、もちろん国鉄時代だが、この185系のような白地に緑の斜めラインの塗分けは斬新でとても印象的だった覚えがある。どちらかと言えば、規則正しい例外のない外観の車両たちが多い中、派手な井出達で登場した185系は、電車ファンには衝撃が走ったことだろう。東海道線にお目見えしてから、特急「踊り子」誕生までの半年間くらい田町電車区の153系電車と共通で運用されていた。だから、新車の185系電を使った普通電車はよく見られ、アントンKもわざわざ乗車して楽しんだ思い出がある。また急行「伊豆」の運用にも使われ、153系電車との併結運転も多々目撃できた。

ここでは、アントンKらしく?、また古い画像の中から掲載しておく。153系との併結運転で普通列車に活躍する185系電車。それにデビュー間もない新製車回送の画像。MT54型モーター音を高らかに響かせて迫る185系電車は、たとえ目撃しなくても、それと解る今や唯一の電車だろう。あの音が好みで、昔乗り鉄をしていたアントンKからすると、やはり寂しく感じてしまう。

1981-07-12   824M      Tc185-106          東海道本線:横浜-東神奈川

1981-02-19  回9815M     Tc185-3   東海道本線:保土ヶ谷-戸塚