今月、長年大阪環状線で活躍していた201系電車が引退すると聞こえてきた。ついこの間、不気味な103系電車が引退したと思いきや、かなりの時間が経ってしまったようで、後継の201系をも新型電車にバトンを渡す時代となった。
関西というと、やはり昔も今も電車王国のイメージがあり、国鉄時代を含めても魅力的な電車が多く走っていたように思う。また関東圏に比べて私鉄電車が幅を利かせており、デザインの良いカッコよい電車がJRに負けじと走り回っている。アントンKには縁遠く、いまだに関西の電車たちを熟知してはいないのだが、こと通勤電車においては西高東低のイメージで関西の電車が美しく好ましく感じてしまうのだ。
大阪環状線の201系電車はオレンジ色だったが、関東では当然中央快速線の塗色として認知されている。ここでは、改造車の多かった環状線の201系を敢えて外して、アントンKの思い入れのある中央線快速を掲載しておく。もっとも写真の201系も、全面に種別幕装置が取り付けられていて、厳めしい顔つきになり好まなかった。
1997-10-24 中央線快速 201系 JR東日本/中央本線:阿佐ヶ谷にて