今月もあっという間に駆け抜けていく。明日からもう師走。1年なんて一瞬の出来事のようだ。
今年を振り返るのには少し早い気がするが、これまでのところ、充実した趣味生活を過ごせていると言える。これには、アントンKの周りにいる多数の人達の協力があってのこと。それが原動力になっていることは、ここで正すまでもない。常に理想を思い、それを求めることの楽しさ、生きがいを教授されることの充実感は、何事にも代えがたいのである。カメラを持って線路端に立てる喜び、そして大いなる期待感と緊張感をもってコンサートホールへ向い、一期一会の音楽に接することのできる幸せ。その全てが生きる力となり、さらに自分を高みに向かわせてくれる。
春めいた陽気に誘われて、郊外までカメラハイク。黄色く色づいたイチョウと青空とのコントラストが美しく、見ているだけで心が落ち着いてしまう。のんびりとした和やかな空気の漂う中、爽快に貨物列車が駆け抜けた。それは今年の秋の印象そのものだった。
2017-11 JR東日本:武蔵野線にて