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アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

ダイヤ改正前の残土輸送

2018-03-03 10:00:00 | 鉄道写真(DL)

3月に入りダイヤ改正日(今年は3月17日)がいよいよ迫ってきた。

ここ川崎界隈の機関車事情も、改正後の変化が話題の中心になるのはいつものこと。仲間内であれこれ想像したり、情報を共有したりと、1年で最も楽しい時期なのかもしれない。ここ数年、あまり大きな変更は無かったと言えるが、今回はどうなるのか興味が尽きない。

今や国鉄型電機の代表とも言えるEF65も、国鉄色に戻る機関車が徐々に増えつつあるようで、これは嬉しい知らせ。同様にEF64についても同じことが言える。しかし車齢を考えると40年を過ぎている機関車が多く安泰とは言えないだろう。DD200の登場で、DE10の進退も危惧されるし、関西線のDD51に至っては、改正後DF200にとって代わられる可能性もある。記録を重んじる鉄チャンは、ここ数週間は忙しくなることだろう。

久しぶりにリニア新幹線工事の残土輸送列車を狙ってきた。この列車も運転開始からかなり時間が経った感覚だが、来たるダイヤ改正で何らかの影響を受けるのか?工事が本格化すれば、運転本数も増加されるだろうが、今後の展開に注目だ。写真は、尻手に進入するDLけん引の残土輸送列車。当初、このスジは、尻手駅で数分停車するスジだったが、満載の残土を引き出すことが大変らしく遅延しがちになり、後に尻手駅通過に変更された経緯がある。たまにカメラを向けたら、アントンKの最も嫌いなDE11が嫌味たらしく近づいてきた・・・

2018-03     DE112004  残土輸送   南武線/尻手駅


八高線の貨物列車~DD51

2018-02-07 20:00:00 | 鉄道写真(DL)

今回は季節を合わせて画像掲載してみる。

20年以上前のものだが、この時代アントンKは、仕事で埼玉~群馬~長野と廻ることが多かった。それぞれに取引先があって、公私ともに一番充実していた時代に思える。それに伴い、仕事の合間をみて鉄道の撮影をすることが増えていったが、それだけ撮影したいと思う被写体も多かったとも言えるか。行きがけの駄賃であり、帰りがけの土産であることも多々あり、今さら振り返ると、何とも懐かしい画像に当時が甦ってくる。

八高線の朝の貨物列車。仕事前の1発は、八高線かあるいは高崎線でやることが多かった。当時、八高線には、煩雑に貨物列車の設定がまだ残っていて、高崎と八王子を結ぶ専用列車も何往復か存在していた。機関車はDD51であり主に重連運転だったが、この朝の列車は、単機けん引が多かったと思う。遠く榛名をのぞみながらキンとした空気の中、のんびりと姿を現したDD51はとても凛々しく見えたもの。これが日常だったのだから、もう少し気合を入れて撮影すべきだったか・・

1997-02-05   5292ㇾ  DD51895      JR東日本/八高線:用土付近


ツーエンド前

2018-01-27 22:00:00 | 鉄道写真(DL)

趣味の世界では、人それぞれに思いの幅があり、こだわりも千差万別。だからこそ奥が深く楽しいとも言える。鉄道撮影においても同じことが言え、そこには色々な被写体があり、撮り方や思いの丈は誰一人同じ人はいない。

ここ数年の間、機関車の向きについてこだわる話をよく耳にするようになった。それは前後対称の形態ならあまり問題にはならならいが、先般話題にしたEF55のような前後で全く異なる機関車のように、機関車の前と後ろで形が違う車輛、EH500型のようにパンタグラフの位置が異なる車輛など、考え出すとなかなか多岐に渡る話だ。しかしこの手の話は、自分ではどうしようもないことが多く、列車が現れてからの運しだいといったところか・・・

アントンKは、それまでそこまでのこだわりは無く、好きなものを好きなように撮影してきたが、そう言われてみると、なるほど写真にした時の印象が異なることに気づく。この辺は時間をかけて考察していくべきだろうが、本来機関車の向きで、写真の良し悪しが決まることはあってはならないのではないか。音楽においても同じだが、自分の好き嫌いと、良い悪いを一緒にするべきではない、と思うのだ。

セミ・センターキャブのDE10というディーゼル機関車。もちろん国鉄型の機関車だ。運転室の前後にボンネットがあり、運転室が車体の中心にないため、ボンネットの長さが違う機関車だが、おおむねボンネットが短いツーエンドが前で走る姿に人気があるらしい。今回、機関車の向きを気にかけて撮影してみたが、確かにこのDE10については、短いボンネットが先頭で走った方が写真としてまとまりが良いように思う。ま、それも個人的見解の趣味の世界。アントンKは撮る時に思った撮り方で撮影するだけで、これからもあまり変わらないだろう。

美しい光の中を疾走するDE10。短いボンネットを強調するように、例によってブラシ撮りしてみたが、スノープロウ装着のないこの機関車には、不適の撮り方だった。

2018-01      DE101535        真岡鐡道/真岡付近

 


「NO・DO・KA」引退

2018-01-24 20:00:00 | 鉄道写真(DL)

183系電車に続いてひっそりと消えていったのが、NODOKAと呼ばれた団体用の485系を改造して生まれた車輛だ。実際には、183系電車よりこちらの方が早く引退してしまったらしい。新潟支社で生まれ活躍してきた車輛だが、その前身は「シルフィード」という洋風の電車だった。編成が3両編成という身軽さを生かして、電化区間のみならず、DLけん引にて非電化線にまで乗り入れていた。

やはりアントンKには、この車輛にもさして馴染みがなく、シルフィード時代に撮影したことが思い出されるが、NODOKAとなってからは、数えるほどしか撮影していないだろう。どこか田舎臭い外観となり、あか抜けない雰囲気だからと思うが、この手の車輛を好む団体さまも減少したということだろうか。

掲載写真は、飯山線に入った時のものがあったので載せておく。雪国を象徴するような集落があったので、背景に絡めようと試みたが、思うようにならず時間切れと相成った。

2011-10-08  9131ㇾ DE101700   JR東日本/飯山線:内ヶ巻付近


渡良瀬の秋色を追って

2017-11-23 09:00:00 | 鉄道写真(DL)

今年も何とか時間を見つけて渡良瀬の秋を堪能してきた。

春は輝かしい草花が目を潤し、そして秋には燃える山々に自然の神秘を再確認する。このところ毎年訪れているが、いつもなぜか紅葉のピーク時期を外しての訪問だった。今年こそはとの想いもあり、好天のタイミングを見計らって出向いて来た。今年は運よくベストと思える風景が目の前に広がり、久々に心が洗われる思いがした。

掲載写真はその中から、最も美しかった沢入の錦秋風景を・・

昔のアントンKを知っているのなら、「どうしたの?」と言われそうな写真だが、これが撮影したくて出向いたと言ってもいい。まあ心境の変化と言えばそれまでだが、今後自分にどれだけ納得できる撮影が可能かチャレンジし、確かめたいという思いもある。こうして試行錯誤しながら、自分の世界を描ければ、こんな幸せなことはない。おそらくカメラを置く時まで発展途上だろう。でもそれでいい。

2017-11   8722レ トロッコ DE101735      わたらせ渓谷鐡道:沢入付近