広域指定爆笑団・全日本茨咲連合会

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落語と義太夫の夕べ [落語&義太夫]

2012年09月05日 | 落語・演芸部
ちょっと前の水曜。
落語と義太夫がダブルに楽しめるこんな企画へ。


<落語と義太夫の夕べ@国立演芸場> ぎやまん寄席 特別編

落語(開口一番)  牛ほめ   柳亭 市也      

座談会       落語:菊之丞/白酒   義太夫:呂勢大夫/藤蔵

落語        転宅    桃月庵 白酒   
~中入り~
素浄瑠璃  関取千両幟  猪名川内より相撲場の段 
   大夫 :豊竹呂勢大夫  豊竹咲甫大夫  竹本相子大夫 
   三味線:鶴澤藤蔵  鶴澤清志郎

落語        寝床   古今亭 菊之丞     
  


義太夫を聴くのは数回目。
いつもナニ言ってんのかよくわからず途中で挫折→惨敗してしまうのだが、
落語とのセットでなら!と思ってこの企画へ(^^ゞ

本日の文楽・素浄瑠璃の演目はおなじみ「関取千両幟」
(オイラでも名前だけは知ってる)
力士猪名川が恩義ある若旦那に奪われた金200両のために八百長相撲を引き受ける。
それを女房・おとはにも打ち明けられず苦悩する関取、なにごとかを察するおとは。
勝負当日、なんと取り組み直前に賞金200両が掛けられ猪名川は心晴れて勝負に勝ち義理を果たす。
しかしその200両の賞金はおとはが夫のために身を売って用意した金だった・・・。
ってな内容。
でもまあ・・・今回も惨敗(-_-;)やはり義太夫の壁は厚い。

しかし三味線の見事さは理解!
(この演目の特徴らしいが)通常の文楽モノと違ってすごくテンポがあり激しい。
バチを飛ばしたりする神楽ばりの曲芸弾きもあったりして見るもの聴く者を飽きさせない。

座談会で前フリのあった「大夫と三味線奏者との駆け引き」も楽しめたしね(^O^)
そういやその座談会で大夫が言っていたが、
『舞台で演者(三味線奏者を含む)が着る揃いの衣裳や演台は、すべて太夫が自腹で用意する』のだそうな。
へえ~そりゃ補助金打ち切られたら大変だよ、橋下さん!(^_^;)

ま、文楽についてはまだまだオイラ自身の「聴く側としての勉強」が必要ですな。
出直して来ます・・・



で、落語のほう。
菊之丞師の「寝床」はこのイベント内容なら当然の演目。相変わらずテンポよく聞き心地がよい♪
白酒師の「転宅」はこの井ベンにになんで?と思ったが・・・あ、サゲが「女義太夫」かあ。
まるで応用問題だな(笑)



えー、文楽には今回も惨敗でしたが(^^ゞ、
興味あるジャンルへチャレンジするいい機会でありましたな。
また懲りずにこういうの行ってみよっと(^。^)