広域指定爆笑団・全日本茨咲連合会

カヤック・スキー・スキンダイブ・落語・お酒に目が無い「いばさく」のBlog。
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プロフェッショナル ~柳家小三治~  [TV・落語]

2008年10月17日 | 落語・演芸部
↑本名、郡山剛蔵(こおりやまたけぞう)さん。
師にぴったりな名前だなあと、いつも思う…。


マイミク・I嶋さんに先を越されてしまったが、もちろんオイラもしっかりチェック!


10/14 NHKプロフェッショナル ~柳家小三治~ 
 

番組放映100回記念で60分の拡大版。

池袋演芸場8月上席(1~10日)昼の部のトリを勤める小三治師を追いながら、
師の落語観、生い立ち、そしてこれからを。

持病のリューマチが相当ひどくなっているようだ。
その中で「古典の雄」として立ち続けるのも大変だろう。どうか末永く頑張っていただきたい。

「笑いの奥に、人生がある」名言です



久々に師の落語はもちろんだが、
お得意の「マクラ」で、バイクや海外旅行、カメラ、オーディオ話なんかも聴きたくなったなあ。
(実は師、上記の趣味の分野でも大変な「マニア」師でもあります。あ、ここはI嶋さんと似てるな(笑))。





しかし・・・この「プロフェッショナル」は好きでたまに観ているが、
この回の構成だけは正直いただないと思った

「現在、落語界最高峰の師匠」と持ちあげておきながら、
スタジオでのインタビューでは
「そばをたべる(←本来、噺家はそばは「食べる」とは言わず「たぐる」という)仕草をやってください」とか
「代表的なハッツアンをこの場でやってみてください」とか・・・

温厚な師は軽く受け流していたが、
これはイチローや松井に「バットってどうやって握るんですか?」とか
(カヤック界でいえば)ヤギさんや太郎さんに「バウってどこですか?」とか聞いてるようなもん


視聴者の落語理解度を踏まえた質問であることはわかるのだが、
アナウンサーはともかく、茂木さんまでそんなこと言わんでも・・・。
と、「落語バカ」としては感情が入って見てしまうんだよなあ


これが立川談志師だったら、とっくにキレて帰ってるぞ(笑)。



まあそれはともかく、小三治師が現在、古典の名人であることは間違いない。
みなさん、一度生の舞台をご覧あれ!
・・・と言いたいところだが、師のチケットはなかなかとれないんだなあ









○おまけ
~ちょっと落語に興味があって、「古典落語を一度きちんと聞いてみたい!」と思ってる方へ~

小三治師とまではいかないかもしれないけど、「本寸法」でしっかりと聞かせる噺家はベテラン・中堅・そして若手にも実は沢山います。

名前をあげるとキリがないので興味ある方は個別にご相談あれ。
ぜひぜひ、一緒に聴きにいきましょー♪


でも最後にこれだけ。

立川志の輔
「ガッテン」でおなじみの、この噺家の落語を一度聞いてみて下さい。

新作好き、古典好き、一度落語を聞いてみたい、はまたま「落語ってなんだろ?」などなど、
どんなタイプの方が聞いても
「あー聴きにきて良かった。落語が好きになった」と会場を後にできる力を持った、噺家です。
(その力だけでいえば、「現役最高の噺家」だと断言できます)

・・・まあ、こっちはもっとチケット取りにくいんだけどね(笑)。