マジョルカピンク

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世界選手権

2016-04-03 22:08:56 | Weblog
今年もフィギュア世界選手権が終わりましたなあ。
日本勢は少々残念な結果とも言われていますが、ここ数年日本のフィギュアは黄金期で、男女ともメダルを獲るのが当たり前みたいな雰囲気でしたから…でもこれってすごく贅沢なこと。今回は羽生選手の銀のみで終わったものの、男子2枠・女子3枠は確保し、しっかり役目を果たしてくれましたよね。
フィギュア界の進歩はめざましく、ハイレベルな戦いになりました。男子は完全に4回転を何回プログラムに入れるかという争いで、バンクーバーの時4回転を飛ぶか飛ばないかという論争の末ライサチェクが4回転に挑戦せずに金を獲ったのが嘘のよう。女子は今だにトリプルアクセル以上のジャンプに挑戦しようという選手がなかなか出てこないものの、今日フリーの世界記録をメドベージェワが更新して、確実に女子もレベルアップしているなと。手を上げながらの難しいジャンプを何度も決めて、素晴らしかった。しばらくはロシアの天才少女たちの時代が続くかもしれないですね。ただしフィギュアで女子の場合は選手寿命が短いというか、なかなか好調を維持するのは難しいですよね。ソチで大活躍したソトニコワやリプニツカヤも最近国際舞台で名前を聞きません。女子の場合テクニック的には15、16歳ぐらいの頃がひとつのピークかもしれません。個人差があって遅咲きの人もいますけど…。女子の場合少女から女性へと身体が大きく変化していく時期であり、誰しも若い時は怖いもの知らずで身体も軽く、ジャンプもよく飛べる。この時期を乗り切ってなお何シーズンも活躍できなければ本物じゃないんじゃないかしら。浅田選手、キム・ヨナ選手はジュニア時代から世界のトップをずっとキープしていたから凄いのであって、そんな選手はやはり滅多にはいないのだと思います。
今回SPは奮わなかったものの、フリーは会心の演技でシーズンベストをたたき出し、有終の美を飾った浅田選手。さすがです。何度彼女に驚かされ、泣かされたことでしょう。さすがに時代は変わったという感じが否めなかった今回の大会ですが、ソチでの最高の演技と休養を経て、なお輝き続け挑戦し続ける本当に凄い選手です。レジェンド。

羽生選手のショート練習時の衝突のアクシデントについてデニス・テン選手のSNSに暴言などのメッセージが届いていると知って、ものすごくガッカリ…。もし日本のスケートファンがそんな姑息なことをしているとしたら、本当に絶対にやめてください。それこそ日本の恥でしょ。真剣勝負の競技とはいえスケートの場合選手同志はみな仲が良く、デニス・テン選手もソチ五輪では浅田選手や羽生選手たちと仲良くインスタに収まっていました。心無い書き込みなどをして選手の心を乱すようなことはスケートファンとして許せないと思います。他の選手に嫌がらせするのでなく、ただただ好きな選手を応援しましょうよ。

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