マジョルカピンク

水曜どうでしょう。大泉洋。大谷翔平。大好き

WBC

2017-02-02 17:57:43 | Weblog
アリゾナに到着した翌日発熱で練習欠席と聞いた時、嫌な予感ありありでした。万全のコンディションでキャンプに臨んでいるんじゃないのかい?と思いまして。
大谷選手WBC「投手として」出場辞退。打者として出られるように調整するが難しいかも、との昨日のニュースには愕然としました。
なんでも日シリで走塁の際足首を捻挫したのが発端で、昨年の親善試合でさらに悪化したと…。
えー?マジで?と思いましたね。少し時間経ってるのですが、あの時の怪我が治ってない?知らなかった。病院に通ったりしてケアしていたのかなあ?このオフもダルビッシュと一緒にトレーニングしたりして順調そうだと思ってたのに…。
本人としてはWBCまでにはなんとかなると思っていたのでしょうか?オフシーズンだからそこまでチームも選手の体調管理に口出ししてなかったかと思いますけど、この土壇場にきての事態は痛いですね。
大会の、侍JAPANの顔とも言える選手が出ないとなれば、各方面への影響は計り知れない。本人も重々承知でギリギリまで投げられないか模索していたと思いますが…。侍JAPANチームには迷惑をかけることになり、士気も下がるだろうしファンとしては申し訳ない気持ちでいっぱい。
辞退の意向がきちんと侍側に伝わっていなかったという報道もあるし、中島選手も先日辞退して広島から田中選手を急遽追加招集しているし、そりゃあWBCを楽しみにしたファンや本音ではペナントへの影響を考えると選手を出したくない他球団や他球団のファンは怒るよね。
身体の事を第一に考え、親善試合は出場しなければ良かったのかなあ。返す返すも悔やまれます。

ファンとしてはWBCでバッタバッタと三振を取って無双するプレミアの時の様な投手大谷を見たかったですが、無理をしてペナントに響くのは困るし…複雑。またタイミングも悪いというか来年メジャーに挑戦するのが濃厚なわけで、とにかく大事な身体で本格的に故障されたら困るわけですし。
また打者で出場と言っても、全速力で走れないのであれば厳しいのでは?本当を言うと先日の親善試合を見た限りでは、今回の侍はピッチャー陣も不足しているけど打撃力も弱いっぽいので、大谷選手が打撃の軸になればそれもアリかなあなどとも思いますが…。難しい話になってきましたね。日ハムは無理してほしくない。本人は無理してでも出たかった。投手の柱、打撃の切り札。そのどちらも抜けるとチームは大誤算。追加招集のことも考え迷惑もかかる。早く決めなければならない。でも興行的なこと、テレビなどメディアのことも考えると出るかどうかは不明でも、ベンチにだけでも置いておきたいというのが本音かな。でも注目集めるのも大事だけど勝たなければ意味ないし…。この大会なんだか不穏なムードになってきましたね。

実際その怪我の状態がどんなものなのかよくわからないのもねえ。ネットの記事によれば最悪手術などというショッキングな文言も踊っていますが、それは本当の最終手段てことですよね?やはり記事によると足首奥の三角骨(初めて聞いた)の痛みには、痛み止め炎症止めの投与か湿布とかぐらいしか治療法もないようだし、経過を見るしかないのかも。こればっかりはいつごろまでに治るとは言えないし…、本人が痛いというならダメだろうし。少し疑問に思うのが、元々秋口から痛くて隠していたのか、放置していよいよ悪化したのかどっちなんだろうと。昨年はペナント後半は二刀流でフル回転し、CS、日シリ、そして優勝。優勝してMVP獲ったことでこれまで以上に注目度も上がり、オフにメディアへの露出がメチャクチャ増えましたよね。常に取材陣やファンに囲まれストレスも限界だったのでは?優勝に伴って色んな会やら表彰やらイベントやら優勝旅行やらに出席して寝る間も無かったのでは。時間無い中自主トレもせねばならず、焦って知らず知らずのうちに負荷をかけてたんじゃないかな。シーズン中日にちを置かず投打に活躍する大谷選手を見ていて、やはり非凡な選手だなあ、タフだなあと感心していましたが、やはり人の子。スーパーマンじゃないんですよね。肉体的にも精神的にも疲労が溜まって回復が遅れているんじゃないの?と私は推理しますね。頑張り屋さんもいいけど、人間休まないと。特に大谷選手の場合野球漬けの毎日で、ストレス解消を上手く出来てないんじゃないのかなあと思っちゃう。

実はハムファンは大谷選手に振り回されることには慣れている、と思う。
昨年は特にそれが多かった。終わりよければすべて良しで、最終的には「大活躍」の印象が残ったけど、昨年は開幕投手で勝てず、その後勝ち星に見放されしばらく勝てず、状態が上がってきたのは後半からでした。開幕ダッシュできなくて今年はダメかと思っていた昨シーズン。
特に大谷選手が不調というのがチームに暗い影を落としていました。あの頃は一緒に自主トレを行っていたダルビッシュにまで矛先が向いて、トレーニングの弊害では、などと言われていましたね。投手で活躍できないからなんとかチームのためにと打撃で頑張ったら毎試合のようにホームランを打つようになり、打撃好調につられて投球のほうも良くなっていった。その矢先、手の豆が潰れてしまった。
投票1位で選ばれながら、オールスターには投手としては出場できず。特別に打者での出場が認められ、迷惑かけた分頑張った結果MVPとホームランダービーで優勝。
日シリでは大事な第一戦に登板も、雨・球場の雰囲気などの悪いコンディションでペナント中は見たことないような良くない内容。確実に勝てると挑んだ大事な第一戦を落とした時の落胆たるや…。日シリ全敗かも、とあの時は思いました。この時も「僕のふがいないピッチングで負けたのでこのまま3連勝して広島に行きたい」と言わしめた大事な大事な第3戦でやはりバッターとして大活躍。この昨年のようにエースとして大いに期待⇒期待外れ⇒打者として挽回というパターンを何度か見ているので、今回もまたかい、と思ってしまう。でもハムのチーム内では見慣れた状況でも侍JAPANとして考えれば、はあ?と思われるのも仕方ないこと。
これが二刀流の特徴で、チームにとっては正に諸刃の刃というか機能すれば大変な武器になるけど、機能しなくなると致命傷という。ゲームでいうと攻撃力は凄く高いけど最悪死ぬ可能性あるよ、みたいな。ハムは数年かけてやっと使いこなせるようになったけど、初見あるいは即席のチームじゃ無理なのかもね…。

国際大会で日本には健闘してほしい。大谷選手が投打で活躍するところが見たい。でも本業(?)のペナントの方に悪影響が出てはならない。まして怪我をしているところを無理して出て選手生命に影響が出ることはあってはならない。なんとも悩ましい状況ですね。暗雲たちこめるWBCですが、いざ始まれば盛り上がると思うんだけど。出場した選手は得難い経験をチームに持ち帰り成長の糧になるような、そんな良い大会になればいいんですがね。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。