マジョルカピンク

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日本アカデミー賞

2006-12-20 00:28:00 | 映画
日本アカデミー賞のノミネートが発表されました。
作品賞を見ると、「明日の記憶」「男たちの大和」「有頂天ホテル」「武士の一分」「フラガール」ですって。ああ?男たちの大和に有頂天ホテル??ヘンなラインナップだなあ。今年見た邦画で私のベスト3は「嫌われ松子」「ゆれる」「初恋」です。これが全然かすりもしないという・・いいんだよどうせ私はマニアですよ(やさぐれ)。でも邦画大豊作の年といわれ、興行的にも大成功だった今年の代表作がこの5作品ですか。なんだかねえ。
しかし主演男優賞を見るとオダジョー、妻夫木、寺尾聡、役所広司、渡辺謙という豪華な顔ぶれで、こちらはまとも。主演女優賞は中谷美紀と松雪泰子の一騎打ちっぽいですね。かつてはテレビドラマで数々の主役を演じてきた二人が今度は各々映画の代表作に出会ったということで。これは甲乙つけがたいと思います。
作品賞ならこの中で強いていうなら「明日の記憶」か「フラガール」が好きです。でもどちらも小粒でアカデミー賞って感じがしないような。「武士の一分」をまだ見てないのですが、これが意外といけるかもしれません。でもこの作品が受賞したら主演男優賞にノミネートされてない木村拓哉の立場がない。まるで「タイタニック」のときのレオ様のようではありませんか。日本アカデミー賞というのは賞レースの最後にして、最も華やかな賞でありますが、同時に独自色の強い映画賞というイメージがあります。去年なんか他の映画賞でほとんど「パッチギ!」独占だったのがアカデミー賞だけ「3丁目の夕日」だもんなー。というわけで、大穴があるかもしれません。楽しみなところですね。