京都で、着物暮らし 

京の街には着物姿が増えています。実に奥が深く、教えられることがいっぱい。着物とその周辺について綴ります。

映画と会議へ

2007年05月31日 | 単衣 織り
何といってもジェレミーさまが出演する映画なので見逃したくない思いで見て来ました。1930年代のロンドン。この時代のロンドンを舞台にした映画はいいですね。品がよくって優雅でユーモアに富み。。。(注;京都シネマで15時25分から1回のみ上映)

 『華麗なる恋の舞台で』
       http://www.alcine-terran.com/kareinaru/index02.htm
       

監督:イシュトヴァン・サボー(「メフィスト」「太陽の雫」)
キャスト:アネット・ベニング(「アメリカン・ビューティー」)
ジェレミー・アイアンズ(「ヴェニスの商人」)
マイケル・ガンボン(「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」)
カナダ・アメリカ・ハンガリー・イギリス/2004年/英語/ 35mm/カラー/104分
原題:Being Julia

私のジェレミー アイアンズ好きはホームページ、映画ML時代からの友人たちはよく知ってくれていますが、彼は正統派の俳優。お声のよさも知れ渡っていていて、シェクスピア男優の本領発揮。そこらの俳優とは違います。



あんなにスーツの似合う男優はいません。今回の役はマリア カラスを描いた『永遠のマリアカラス』の役と同じく舞台のプロデューサー役でした。

また主演のジュリアを演じてアカデミー賞にノミネートされたアネット・ベニングがほんとうに上手かった。加齢に抗う人気女優の悩みとスキャンダルな恋。普通の女性にもあてはまる40代後半の女性の思いと局面を上手く演じ分ける芸才が光っています。
          
イキイキとジュリアを演じて舞台女優だからまさに拍手喝采を受けるに値する演技でした。[アメリカンプレジデント」では、独身の大統領の恋人役がとてもチャーミングでした。


さて、本日の街着は

        


      




着物:大島格子の単衣。
 (5年前に作りその時は居敷あてを付けなかったのですが、立ち居振る舞いが悪いのか縫い目が怪しくなりましたので、居敷あてを付け足してもらいました)
       
帯:紬の八寸。
帯揚げ:緑の飛び絞り。
帯締め:三分紐に瑪瑙の帯留

       






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