目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

鳥海山・月山Part1~鳥海山舎利坂へ

2018-08-20 | 山行~東北

鳥海山 七高山 標高2229m 山形県

2018年8月13日(月) 晴れ 

メンバー 山の神と私

コースタイム 祓川キャンプ場5:45--祓川登山口6:01--6:36賽の河原6:41--7:03御田--7:28康ケルン7:33--雪渓--8:40氷の薬師8:50--9:57七高山(昼食)10:35--外輪山方向へ行って戻る--11:08七高山--12:13氷の薬師直下雪渓取付点12:22--13:24御田13:35--14:30頃 祓川登山口

野鳥の声に目覚め、4:15頃起床する。テントから這い出すと、鳥海山がきれいな山容を見せていた。朝食を済ませ、テント場を出たのは5:45。祓川登山口の駐車場に車で移動した。すでに何台もが駐車している。祓川ヒュッテに泊まった登山者の車もあるのだろうが、この時間にしてもう登り始めた人は多いようだ。

 
左:祓川駐車場 右:竜ヶ原湿原を突っ切る。左手に祓川ヒュッテがある

駐車場のトイレに寄って、6:01山の神とともに登山開始。ヒュッテを越えるとすぐに竜ヶ原湿原になる。お花畑の横を通過していく。

 
左:右奥に祓川ヒュッテが見える。手前の建物は祓川神社 右:賽の河原の雪渓

湿原から高度を上げると、すぐに祓川ヒュッテと湿原そして祓川神社の建物を見渡せる。そこからタッチラ坂に入る。とすぐに繁みにミソサザイを発見した。極小の鳥なので、ほんとうにかわいらしい。

そこからすぐに賽の河原に出て、最初の雪渓歩きとなる。雪渓に突入する前に十分に水分補給をして慎重に歩いていく。アイゼンをつけるほどの斜度があったり、滑りやすいということはない。今年は猛暑と豪雨のため雪は極端に少ないようだ。

 
左:気持ちのいい道を進む 右:御田

御田からちょっとした急登になり、汗をかきかき、足を一歩一歩前に進めていく。

 
左:康ケルンで休憩 右:中央の赤い屋根は七ツ釜避難小屋

ひと山越えて、七ツ釜避難小屋入口を通過する。今は使用禁止なのか、小屋への分岐にはロープが張られていた。視界が開けてすぐに康ケルン。雪渓の横にヘリで荷揚げした物資や簡易トイレが置かれているのが見える。いったいいつ小屋に持っていくのだろう。

康ケルンを後にしたものの、一向に康新道への分岐へ着かないし、見当たらない。見落としたかと思った頃、突如お目当ての分岐に出た。雪は少ないから、わざわざ時間のかかる新道に行く必要もないだろうと、雪渓へ向けて直進する。


雪渓横をトラバースする山の神

そして再び雪渓に出た。雪渓上を歩いた形跡はあるが、雪渓横をトラバースもできる。山の神と私はトラバースを選択した。


氷の薬師から谷を振り返る

雪渓を越えて谷筋を上がっていく。しばらく暑さとアップダウンに耐えて登っていくと、氷の薬師というしゃれた名前の岩稜上に出る。直射日光にさらされて、バテ気味だった山の神と私はここで水分補給して生き返った。われわれはこんななのに、先行していた登山者は休まずにどんどん上がっていくのが見える。そのタフさはうらやましいかぎりだ。


日本海・男鹿半島(左上の洋上にうっすらと)・風力発電の風車

氷の薬師から徐々に傾斜の厳しい登高が始まる。高度を稼ぐのに比例して、見晴らしはどんどんよくなる。北を見渡すと日本海が見え、うっすらと横に伸びる男鹿半島も見える。また風車の縦列も見える。目を凝らすと、無風なのか、風車はすべて止まっていた。

つづく 。いよいよ山頂へ!
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