目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

鳥海山って、いつ行ったんだっけ?

2018-08-18 | 山行~東北

山の神が鳥海山には行ったことがないというものだから、鳥海山計画をつくった。それが3年前の2015年秋。鳥海山のあとに二百名山で標高1365mの神室山も予定していた。しかし今回の山行は夏、お盆。しかも連日猛暑日を記録するうだるような暑さ。標高の低い山には行きたくない。自ら熱中症になりたいと志願して行くようなものだ。周囲の山で高いのはどこだろうかと地図を見て、あっさりと月山と決まった。

鳥海山に話を戻そう。私は鮮明に2日連ちゃんで登った記憶があるのだが、はて?いつだったか。手帳を90年代半ば辺りから調べていくと、あった。97年8月13日(水)と翌14日(木)に登っていた。なんと21年前になる。細部をよく覚えていないのはそのせいだったのか。それにしても、今年鳥海山を再訪したのは、8月13日で、下山後に麓のキャンプ場に泊まっていたことを考えると、偶然にも同じ日どりであり不思議な巡り合わせだ。とくに21年前に勤めていた会社は、7月から9月の間で5日間夏休みがとれたのだから、なおさらだ。

それはさておき、当時どこをどう登ったのか、手帳に書かれている記述を少しひもとこう。

1997年8月12日(火)移動日 晴れ 
荻窪のマンション(当時)を愛車ホンダ・ビートで6:40出発。山形市内走行中にエアコンが壊れると書かれているから、相当暑かったことだろう。夕刻湯の台温泉で一風呂浴びて、鳥海高原ライン終点まで移動する。ここで強引にテントを張ったようだ。時折強く吹く風がテントをバタバタと直撃し、そのたびに目を覚ます。運悪くというか予報どおりなのだろうけど、夜半より天候は崩れていく。

1997年8月13日(水)湯ノ台口コース 雨のち曇り
9:30駐車場では、降り止まぬ雨をものともせず、数家族が出発の準備を始める。午後から晴れると無責任なことをいっているおばさんの放言も聞こえる。誰もいなくなったころ、上空に晴れ間が見え、行ってみるかと車外に出た。
湯ノ台口登山口10:10--滝ノ小屋--この辺りで駐車場にいた2家族を追い越す--河原宿(7合目)--大雪路・小雪路の2箇所の雪渓がガスって視界が悪かったせいもあってか、予想以上に大きく感じた。通過に手間取るが、お花が多かったのは救いだった。
伏拝(ふしおがみ)岳--行者岳--七高山--(ピストン)--17:00頃下山

1997年8月14日(木)象潟口コース ピーカン 
13日に景色がまったく見られなかったこともあり、リベンジ山行を敢行する。コースを変えて鉾立から鳥海湖をたどるパノラマコースだ。この日は、ほぼ1日晴れていて最高の天気だった。登山道から振り返れば日本海という雄大な景色を堪能する。
鳥海ブルーラインを上がって鉾立8:15--鳥海湖。遠足らしき子どもたちの団体をすり抜けていくと、急な登りが始まる。その後はアップダウンの繰り返し--外輪山コース--12:00頃 伏拝岳--新山13:20--谷筋を進んでいるとき、外輪山の岩肌からカランカランカラーンと激しい落石があって、登山者の目はいっせいにその一点に釘付けになった。--16:30鉾立

参考エピソード:山で失敗しない10の鉄則

鳥海山・月山プロローグ~鳥海山登山口へとつづく


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