目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

秋田駒・乳頭山・大白森Part3

2011-07-12 | 山行~東北

001p7220663 大白森湿原 標高 1200m 小白森山 1144m 秋田・岩手県

2001年7月22日(日) 曇りときどき晴れ 

メンバー 山の神と私

コースタイム 大釜温泉8:15--9:00すぎ駒見峠(鶴の湯分岐)--9:15休憩9:25--10:15蟹場分岐点10:25--11:25大白森湿原(昼食・散策)12:30--13:05小白森山13:10--13:30蟹場分岐点13:40--14:40駒見峠14:50--15:35大釜温泉

5:00頃朝風呂を浴びる。温泉に泊まると、まずチェックインとともに1回目の風呂、そしてビールを飲んで晩飯を平らげたあと、寝る前に一風呂、目覚めの早朝にまた一風呂と計3回入るのが私の常だが、今回も同パターンで、朝風呂。さっぱりして8:15宿をチェックアウトして出発だ。

9:00すぎ駒見峠を通過。左に折れていくと鶴の湯、右へ行くと大白森だが、ちょっとわかりにくい。大白森は秋田駒や乳頭山とは違い、全国的にはマイナーなせいか人は少なく、ジモティにしか会わなかった。ここでヘビーな秋田弁を初めて聞く。

ブナの原生林を越えていくと、10:15蟹場分岐点に到着。ここで休憩をとる。

 

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2点とも:大白森湿原にて。山の神も私も、余裕かましてサブザック

ここからは大白森に上がる急登まで、なだらかな道だ。プチ湿原、小白森を通過し、いっきに大白森湿原まで移動する(11:25)。広大な高層湿原で非常に開放的だ。到着してみると、昨日の乳頭山とは打って変わって誰もいない。静寂が支配している。池塘を見ながら昼食をとり、湿原を散策していると、徐々に雲が空をおおい始めた。もともと曇り基調の天気だったが、明らかに崩れてきそうだ。

003p7220667 大白森湿原にたたずむ赤シャツの男

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雲に覆われてしまった大白森湿原

12:30下山開始だ。往路では通過した小白森で一息つく。大白森湿原を見たあとだと、小白森はミニチュアのように感じてしまう。

14:40蟹場分岐点まで下りる。意外に長丁場で山の神ともどもバテ気味だ。ちょっと甘くみていたせいか、あるいは天候のせいで、足早に歩いてきたせいか。

15:35大釜温泉に下山。蟹場温泉へ移動して、汗を流す。岩風呂や秋田杉の風呂があり、なかなか風情のある温泉だ。連休最終日ということもあってかにぎわっていた。料金は当時で¥400+休憩所利用¥200。風呂から上がって、山の神とまったりと休憩していると、雨がしとしと降り始めた。バス停まで歩くのも難儀で思わず車を呼んでしまった。たしか生保内(おぼない)観光ハイヤーといういっぷう変わった名前だった。

運転手さんは話好きで、やはり乳頭温泉は鶴の湯だよとか、メシ食べるなら、おすすめは田沢湖駅前の山芋鍋だよと力説する。その山芋鍋に舌鼓を打ち、18:50田沢湖駅発の新幹線に乗り込んだ。東京までは3時間の長旅だが、ビールを飲んだり、上のまぶたと下のまぶたがくっついたりしているうちに、またたく間に楽しい山旅は終わってしまった。

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コメント
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