目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

上田・太郎山

2011-04-09 | 山行~信越

太郎山 標高 1,164.3m 長野県

2009年4月12日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 9:05太郎山裏参道駐車場直下のスペース9:20--9:38表参道登山口--10:10太郎山神社鳥居上部の祠10:20--(朱の鳥居、太郎山神社)--11:00太郎山山頂--11:05神社の展望台(昼食)12:10--13:00裏参道登山口--13:10駐車スペース

上信越道、東部湯の丸SAで最終休憩し、上田菅平ICで下りる。太郎山の登山口までのアクセスは短い。桜がきれいに咲き誇っている里の道を抜け、あっという間に裏参道の駐車場に到着した。しかし、1台1台がゆったりと贅沢にスペースを使っていることもあって、満車状態。とめる余地はない。少し下ったところに若干の駐車スペースがあり、そこに車を置いて出発した。

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左:裏参道駐車場直下のスペース 右:表参道登山口

まずは、車道を下る。表参道から登り、裏参道へ下るからだ。車道の分岐には大きな案内板が設置されているので、迷う心配はない。9:38表参道の登山口に着いた。近辺には強引に路駐している車が何台かあった。おそらく表参道をピストンで登るのだろう。

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左:上信越道 右:冬枯れの登山道

階段を上がっていくと、上信越道のトンネルが見える。出発してから、異様な高音が響いていたが、すべてはここが音源だった。トンネルを車が通過するたびに鳴り響くのだ。この場所はトンネルの穴が4つあって、もっとも音が共鳴する場所のようだ。地元の人は苦痛だろうなあ。

表参道登山口から、しばらく急な上りであると、ガイドブックやHPには書かれていたが、それほどでもない。4月ではあるが、道は青葉なし、新緑なしで、冬枯れた様相。冷たい風が駆けぬけていく。下界は桜満開で春爛漫というのに、山は春まだ遠しといった感じだ。

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左:太郎山神社、裏参道側の鳥居 右:太郎山神社の朱塗りの大きな鳥居

ガイドブックどおり急な上りが出てきて、年配の単独ご婦人に追いつく。10:10古そうな鳥居が登場し、それを越えてすぐのところにある祠で休憩する。ちょっとしたスペースがある。この鳥居から30分ほどで、朱色に塗られた大きな鳥居に着く。そしてまもなく、太郎山神社の社殿が見えてくる。ここも金時山のように、何回登山という札が社(やしろ)内に掲げられている。参拝して、山頂には11:00に到着した。

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太郎山山頂。小さなお地蔵さんがたたずんでいた

太郎山山頂は小広い芝生地だった。人っ子ひとりおらず、展望もなく寂しいかぎりだった。山の神ともども、つまらないので、すぐに太郎山神社の展望台へ下りた。

この展望台は非常に眺めがよく、千曲川や上田の市街地が見渡せる。ジモティとおぼしき家族連れや年配の夫婦、単独行の方々が参集していて、山頂とは打って変わって、にぎわっている。指差しながら、あそこは何、そこは何と言って、盛り上がっている。かたわらでは、おにぎりをほおばっている人も。でも今日は上田の街では桜祭りだから、これでも太郎山は普段よりだいぶ空いてているのかもしれない。

002img_2404 千曲川と上田市街

展望台で昼食をとり、12:10下山開始。殺風景な日陰の寒い裏参道を下る。13:00裏参道の入り口に着いた。そこから10分ほどで、わが愛車のある駐車スペースに下る。

帰途、真田家ゆかりの上田城の桜が満開で、ぜひとも見たいと車を走らせたが、とんでもない混み方だった。当然駐車場は満車。どこかにとめられないかと、一帯をぐるぐると回ったが、ダメだった。桜のあるところは、もう人であふれ返っていて、人酔いするくらいだ。帰りが遅くなるだけだから、もう帰ろうと、山の神ともども満開の桜を横目に家路についた。次回は花見目的で訪れるのもいいかもしれない。

コメント
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