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目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

袈裟丸山Part1~弓の手コースで前袈裟

2015-05-10 | 山行~上州

前袈裟丸山 標高 1878.2m 群馬・栃木県

2015年5月3日(日・祝) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 8:25折場登山口駐車場8:43--9:33つつじ平展望台9:40--賽ノ河原--10:27小丸山10:36--避難小屋--11:30前袈裟丸山山頂(昼食)12:00--12:50小丸山12:58--避難小屋--13:42つつじ平展望台13:50--14:20折場登山口駐車場

今年のGWは直前まで静岡行きを予定していたのだが、5月4日の天気予報が思わしくなく、いろいろ思い悩んだした末、袈裟丸行きに決定した。袈裟丸はかねてから山の神が寝釈迦のある塔ノ沢コースを歩こうといっていた。けれど、7時間以上もかかるロングコースだ。東京からのアクセスや、登って下りてキャンプ場に移動することを考えると時間的に厳しい。日帰りにする手もあるが、GW期間中にそれをすると、とんでもない渋滞が待っている。そこでひねり出した計画が、今回の初日弓の手コース、テント泊して2日目に塔ノ沢コースで寝釈迦ピストン、渋滞前に東京帰りというものだった。

5月3日の朝、遅れると渋滞に巻き込まれると気合が入っていたせいか、珍しく予定通りの4:30に家を出発できた。交通量は多いながらも、東北道佐野SAまで渋滞はなかった。ここで朝食をとったのだが、ほんの30分くらいの間に渋滞が始まっていた。なんとも恐ろしいことだ。しかし幸いなことに2Km程先に岩舟ジャンクションがあり、北関東道に入れる。おかげさまで大勢にはまったく影響なし!

 
左:折場登山口の駐車場。奥の路肩にも駐車していた 右:登山口。熊出没注意の立て看板があった

太田桐生ICを下りた後、渡良瀬渓谷沿いの国道122号を北上する。草木ダムを越えてそろそろ左折かと左ばかりを見て走っていると、あった、寝釈迦の道標だ。狭い道を恐る恐る上がっていき、8:25折場登山口にたどり着いた。下山後この登山口の東屋にあった地図で知ったのだが、小中の交差点から左折したほうが、折場登山口までは若干近い。ただし道の状態がどうなっているかはわからないが。

さて到着したはいいものの、折場登山口の駐車場はすでに満車で、やむなく路肩駐車になった。山の神が調べたところによると、袈裟丸はツツジが有名で、見ごろの5月下旬は路肩に信じられないほどの車列ができるようだ。それに比べれば、今日の車列は、まだ序の口だった。身支度をし、トイレに寄って8:43山の神とともに登山口の階段を登りはじめた。


突如開けた場所に出た

少し登っていくと、突如目の前が開けた。これから登る袈裟丸が左手に見え、樹林帯の端にはアカヤシオのピンク色が点々と散らばり絵のように美しい。行く手にもアカヤシオ(冒頭の写真)が咲き誇っていた。

 
左:いきいきとした新緑のカラマツ林 右:賽ノ河原のお地蔵様

樹林帯に入り、ツツジの木が目につき始めるが、花はまだ先のようだ。そのうち若葉がまぶしいカラマツ林が出てきた。そろそろ休憩タイムだなと言っていると、9:33予定していた休憩ポイントであるつつじ平の展望台に到着した。腰を下ろして、コンビニで買ったミニ柏餅を食べる。昨日食べたいなあと山の神に話していた柏餅を、たまたまコンビニのレジ前で見つけたのだった。山で食べると数倍うまい。

つつじ平の展望台から賽ノ河原までは指呼の間だった。殺伐とした石ころだらけの平原をイメージしていたのだが、樹林帯の中に石積みが少しまとまってあるだけだ。この辺りから結構な数の登山者が休憩していた。その後彼らには会っていないので、ほとんどの方々がもう下山の途次だったのだろう。

  
小丸山からの展望。左は日光白根山、右は男体山

10:27小丸山に到着する。袈裟丸の手前の小さい山だから小丸なのか? わかりやすいネーミングだ。山頂からは日光連山がよく見えた。休憩後小丸山を下っていくと、ドラム缶を半分に切ったような形状の黄色い小ぢんまりした避難小屋があった。下山時に中を覗いてみたが、かなり狭かった。ほんとうに避難小屋だ。


赤城山の稜線が長くなだらかに伸びている

樹林帯をいっきに登っていくと、気持ちのいい笹原の道になる。左手にはなだらかな裾野を広げた赤城山のたおやかな姿が見える。やがて横移動をしているうちに11:30前袈裟山の山頂に着いた。すでに何人かが山頂からの眺望を楽しんでいた。さすがGWだけあって、登山者は多い。あれだけ車が停まっていたのだから、当然か。

  
左:笹原が続く気持ちのいい尾根 右2点:前袈裟丸山山頂

山頂で早めに下山しようと、火を使わずに昼食をとった。おにぎりを食べているうちに家族連れやグループが続々と山頂にやってきた。


前袈裟丸山の山頂からは、冠雪した谷川連峰が遠くに浮かんで見えていた

12:00下山開始。避難小屋まで下ると、うろうろしている人がいた。声をかけると、小丸山を巻く道があったはずなのだがという。小丸山を登り返したくない山の神も巻き道はないのかと言っていたので、私も朗報かと一瞬色めきたったのだが、ぬか喜びだった。それらしき道の前にロープが張られていて、植生保護のため通行禁止と出ていた。道はたしかに存在していたのに残念。もう一人年配の方も巻き道はだめかとひとりごちていた。

路傍のアカヤシオに慰められながら、小丸を登り返し、山の神とともに山頂で休憩タイムにする。そんなわれわれを尻目に山なれたジモティたちは山頂をスルーしていく。


袈裟丸山を振り返る

賽ノ河原まで戻ると、寝そべっているハイカーやいま登ってきたハイカーたちとすれ違う。ここが彼らの最終目的地のようだ。アカヤシオを見に上がってきたのだろう。再びつつじ平の展望台で休憩し、あとは一息に駐車場を目指した。

 
左:銀山平キャンプ場 右:晩飯はビール片手にチョリソー、砂肝のアヒージョに舌鼓

14:20折場登山口駐車場に無事下山した。あれだけあった車はほとんどなくなり、がらんとしていた。そこへ1台車が滑り込んできて、ヤシオは咲いていますか?と聞かれる。ヤシオの花のトンネルができるという備前盾山に行ってみたら、今年は花がもう終わっていて、がっかりしたという。ここ袈裟丸では、咲いているヤシオは見たものの、最盛期なのかどうかはよくわからない。でもいっぱい咲いていたのだから最盛期なのだろう!?

30分ほどで銀山平キャンプ場に移動し、事務所で受付を済ませる。30組限定のキャンプ場で、スペースをゆったり使え、しかも隣接する国民宿舎かじか荘の温泉(¥610)に浸かれるという恵まれたキャンプ場だ。ここで山の神とゆったりとくつろいだ。

Part2寝釈迦につづく

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稲包山

2014-11-24 | 山行~上州

標高 14597.7m 群馬県

2014年11月2日(日) 晴れのち曇りのち雨

メンバー 山の神と私

コースタイム 8:35赤沢やすらぎ広場8:46--9:35林道分岐(「緑の回廊・三国線」看板設置場所)9:43--10:35赤沢峠10:45--11:56稲包山山頂(昼食)12:37--13:41赤沢峠13:50--15:00赤沢やすらぎ広場

いつもなら予定より10分遅れとなるのだが、珍しく5分も早く4:55家を出発した。日が短くなってきたせいか、車の出足も鈍くなってきているようで、交通量はそれほどでもない。と思ったのは勘違いだったのか、関越の上里SAに入ると大賑わいだった。ここで朝食をとり、渋川伊香保ICで下りる。時間のせいか品揃えが今イチのコンビニで買出しをし、一路目印となる四万温泉を目指した。

 
左:赤沢やすらぎ広場駐車場(4台分) 右:稲包山登山口

最終トイレ、こしきの湯に寄ってから、奥四万湖をぐるりと回り登山口に着いた。1台路肩に停まっていたが、きちんとした駐車場があるはずと、行ったりきたりして、いったんは通過した駐車場に戻った。車を停めて標示を見ると、赤沢やすらぎ広場と出ていた。登山口から少し離れているけれど、ここでいいかと身支度を始める。

8:46背後の錦秋の山を仰いだあと、歩き始める。先ほどパスした登山口にまもなく到着する。登山口にあると勝手に思い込んでいた駐車場は結局ないことがわかった。この登山口前のスペースに皆さん停めているようだ。

 
紅葉の競演

登山口の階段を上がっていくと、すぐに紅葉の競演が始まる。黄色、橙色、そして真っ赤に彩られた木々の間を縫って登っていく。青空のもと気持ちのいい道が続く。

 
左:上のほうへいくと紅葉も終わりかけ 右:葉の落ちた稜線。笹原が広がる

9:35右手に林道へ下る道がつけられた分岐で休憩。「緑の回廊・三国線」と大きな看板が出ている。空を見上げると、雲が広がり始めた。

たらたらとした尾根筋を登っていくと、年配の夫婦が前を歩いている。この後、赤沢峠の東屋で話したのだが、単調な景色でつまらないし、もう疲れてしまったという。いい感じの紅葉だと思っていたのだが、たしかに峠近くでは、葉が落ちて単調な景色といえなくもない。

 
左:赤沢峠の東屋(復路で撮影) 右:稲包山のとんがりが見える 

だいぶへばった頃、ようやく赤沢峠に到着した(10:35)。山の神にいわせると、私のペースはふだんよりだいぶ落ちていたし、足どりが重たかったようだ。たしかに足が前に出ず息は上がっていた。でも、ここで行動食をとり、お茶をがぶがぶ飲んだら、体力も活力も復活した。

峠を後にすると、いつのまにか空は雲に覆われ、寒々とした風景に様変わりしていた。落ち葉を踏みしめ、ペースアップして登高していく。そのうち稲包山のとんがりが見えてきた。

   稲包山頂から苗場が見えた

右手に法師温泉側へ下る道がいくつも出てくるが、休むことなくどんどん登っていく。カップルが下ってきた。登山口に1台停まっていた車の持ち主だろうか。山頂は人がいなさそうだと思いながら、最後のひと登りを一気に行くと、話し声が聞こえてくる。11:56稲包山山頂にたどり着くと、目の前には団体様がいた。

山頂付近はガスが大量に流れていた。そんな中でも苗場だけはよく見えていて、こんなに近いのかと驚く。山頂を占領していた団体様はすぐに下山を始め、静寂が訪れる。その後は、三国峠側から来た年配の夫婦と単独の方が1名だけだった。昼食をとって12:37下り始める。赤沢峠で別れた夫婦が登ってくる。なんとか山頂に到着のようだ。


赤沢やすらぎ広場から奥四万湖を望む

13:41赤沢峠に戻る。見上げるとどんよりとした雲がたれ込めている。ヤバそうだ。さっさと下ろうと、山の神を促した。紅葉の森に戻ると、人の声が聞こえてくる。そして視界に赤や青のウェアが。山頂にいたあの団体様だった。先に行かせてもらえるだろうかと思っていると、今度はポツリポツリと雨粒が落ちてくる。矢継ぎ早に押し寄せてきた不幸にがっくりきながら、ザックカバーと上だけ雨具をつける。あと30分くらいで下山できたのに……。

団体様はこの雨で雨具をつけた人から歩き始めていて、何人かのグループにばらけていた。先に行かせてもらううちに、先行していたグループは、途中の分岐から林道へ下っていった。団体様がいなくなりホッとして、雨そぼ降る中、紅葉の道を下った。15:00赤沢やすらぎ広場に戻った。 

車を出すと、ダムの周辺には大勢の観光客が紅葉狩りをしていた。カメラを携えた人、スマホで撮影する人、皆が山を愛でている。濡れそぼった山は、さらに紅葉を美しく染め上げていた。彼らの横をすり抜け、いつもならこのまま帰るのだが、本日はふもとの温泉、四万温泉に予約をしていた。国民宿舎ゆずりは荘へチェックインする。四万の病を治すという名湯、とてもいい湯で、とてもくつろげた。

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上州三峰山

2014-11-09 | 山行~上州

標高 1122.5m 群馬県

2014年10月19日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 8:40河内神社駐車場8:55--9:13河内神社9:20--10:10トンネル上 越えた辺りで休憩10:15--10:55三峰山山頂(昼食)11:41--12:53三峰沼13:07--天狗岩--13:50河内神社駐車場

目覚まし時計が電池切れで鳴らず、山の神とともにすっかり寝過ごしてしまった。時計を見てえっと驚き飛び起きた。慌しく準備して少しだけ巻き返して5:45家を出発した。今回の山行は、一部のガイドブックにしか出ていない穴場の山、三峰山。三峰山はほかにもあるので、通常は上州三峰山と呼ばれている。交通の便はよく、関越自動車道月夜野ICを下りてすぐに登山口がある。

 
左:ゆったりとしたスペースの河内神社駐車場。トイレあり 右:パラグライダー用のモノレール乗り場

登山口である河内神社の駐車場には8:40に到着した。このあたりで作業をするのか、草刈機のエンジンをかけようと四苦八苦している年配の方がいるのみで、あとは誰もいない。本日の登山者はゼロかと思いながら、山の神と身支度をして出発すると、車が1台滑り込んできた。降りてきたのは年配の夫婦だった。のちほど山頂で会うことになる。

林道を上って行くと、パラグライダーをやる方々のためのモノレールが出てきた。乗り場の奥にある祠の右手に登山道(参道)は続いている。

  
左:河内神社。上がって左手にトイレがある 右:カラマツの美林がつづく

河内神社への階段を上り、境内に入る。なかなかの眺望を楽しめる。神社で休憩して、再び登りはじめる。すぐにパラグライダーの発着所分岐が出てくる。通過していくと、カラマツの美林が続く気持ちのいい道になる。

  
左:紅葉の落ち葉がちらほらと 右:三峰山山頂。右端の人影は山の神

しばらく起伏がない平坦な道で、まさにハイキングコース。そのうち三峰沼の分岐を通過。この辺りの登山道には栗がそここに落ちていて、秋らしさを演出していた(冒頭写真)。

ちょっとした傾斜地に入り、ちらほらと紅葉が目に入ってくる。再来週あたりが最盛期になるのだろうか。時計をみると、神社を出て50分ほどが経過していた。そろそろ休もうかと山の神に声をかけ、登山道脇に腰を下ろした。地図を広げてみると、トンネルの上を越えたあたりのようだ。

5分ほど休憩したのち、登高開始。アップダウンを繰り返して、10:55三峰山山頂に到着した。そこは樹林帯の中で、谷川岳方面だけが開けていて、トマとオキの2つの耳を遠望できた。右に視線を移すと、樹間から武尊山もかろうじて見える。


山頂からは谷川岳(右)が望める

写真を撮って、さあ、昼飯にしようと、山頂で唯一のベンチを山の神と占領してザックから食糧を取り出していると、駐車場に後から到着してきた夫婦が愛犬を伴ってやってきた。元気に吠えるワンちゃんだったが、もう老犬だとか。そのうち温泉コースからという年配のご夫婦がやってきた。人っ子一人いなかった山頂は、たちまち6人になった。とはいえ、静かな山だ。この山行で会った登山者は、この4人だけだった。それだけ一般には知られていない山なのだろう。

 黄葉が陽光に輝いていた

11:41下山開始。黄葉の樹下を通過していく。帰途は、登山道を右にそれ、三峰沼に廻る。

 
左:三峰沼に到着 右:湖面が合わせ鏡のように紅葉を映す

沼に到着すると、周囲にきちんと遊歩道がつけられていた。ぐるりと回りこんでいくと、湖面がまさに鏡と化していて、ちらほらと色づいている葉がそのままに映り込んでいる。まるで一幅の絵画のようだ。その自然が生み出した絵画を山の神と鑑賞する。

突然湖面に小さな動く影を発見した。なんだろうと思って、見上げると、パラグライダーだった。上空に5つ。気持ちよさそうに遊泳中だった。

 
河内神社から赤城山を望む

三峰沼から元の登山道に戻り、河内神社まで下る。再び赤城山の巨大な山塊を仰いだ。でっかい。上州の心のふるさとといわれる赤城山。その存在感はすごい。 

神社から駐車場に戻る林道で、天狗岩の道標が出てきた。そういえば、登るときに帰りに寄ろうといっていたんだっけ。ここから1分と書かれている。山に分け入っていくと、地味な岩と祠が出てきた。天狗岩と称するには、ちょっと違和感がある。ピストンで林道に戻り、河内神社の駐車場には13:50にたどり着いた。

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赤久縄(あかぐな)山

2014-10-05 | 山行~上州

標高 1522.3m 群馬県

2014年9月23日(火・祝) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 8:13栗木平駐車場8:23--早滝--9:13沢上部9:23--10:11尾根10:20--御荷鉾スーパー林道--10:58赤久縄山山頂(昼食)11:48--12:48沢上部12:52--13:13栗木平駐車場

久々に西上州の山を訪れた。ここのところ嘘のように涼しくなったこともあり、標高にして1000m超であれば暑くないだろうし、週末の天候がしばらく悪かったこともあって歩いていないから、短めのコースにしようと、ここに決めた。

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左:栗木平登山者用駐車場 右:栗木平登山口

5:00少し前に家を出発し、関越道に乗る。高坂SAで朝食をとり、本庄児玉ICで下りた。本庄児玉はいつもは通過点なので、あっという間に着いてしまった感じだ。しかし、下の道の移動距離が長い。上信越道から行く手もあるが、交通費の節約にもなるので、このルートを選択した。

さて、移動していくと、コンビニがなくなるかもしれないと、IC近くのローソンで昼食と行動食の買出しをした。あとは一路神流町を目指すだけだ。国道462号から県道46号(富岡神流線)に入る。途中から道幅が狭まり、しかも急坂になって、対向車が来たら難儀しそうだと不安になった頃、栗木平に到着した。登山者用駐車場には1台も車が停まっていなかった。読売新聞夕刊でらんぼう隊がこのコースを登った記事が以前出ていたので、もっと人気のある山だと思っていたのだが。

001img_7803 早滝。滝坪には虹がかかっていた

8:23山の神とともに駐車場を出発する。駐車場を見て、向かって左側からも登っていけるのだが、道標のある右手へ進んだ。しばらく歩くと、早滝への分岐が出てくる。左手の鎖場を抜けて沢沿いを上っていくと、早滝に到着する。なかなか立派な滝で、落差もあるし、水量もそこそこある。滝坪近辺には、小さな虹がかかっていた。

上り始めて50分、休憩するのに適当な場所はないかと、物色しながら進む。杉林を抜けた辺りで、巨岩がひとつある場所に出た。見下ろすと直下に沢が見える。ここで一息つくかと、山の神と腰を下ろした。早々に行動食のドライフルーツなどを食べる。

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登山道の傍らには花がいっぱい。左:サラシナショウマ 右:セキヤノアキチョウジ

上り一辺倒で疲労する道ながら、カラマツ林、広葉樹林の雑木林の中を歩いていくのは、気持ちがいい。格好の森林浴だ。そのうち、かなりの斜度があるところが出てきて、ジグザグに登っていくことになる。息を切らして尾根に出て再び休憩する。

鉄塔へ曲がっていく作業道がつけられていて、2度ばかりあれっとなるが、鉄塔が目の前に見えているので、まず道を間違うことはない。ただ御荷鉾スーパー林道に出る直前は、鉄塔を経由していく。

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左:御荷鉾スーパー林道から登山道に入ると、しばらく美林が続く 右:赤久縄山山頂

スーパー林道から入る登山口には、「まむし注意 藪に入らないでください」と「熊出没注意」の恐ろしい標示が出ていた。夏にまむしはだいぶ駆除したようだが、まだ潜んでいるようだ。おっかなびっくり、美林が続くなだらかな斜面を上がって行く。登山道にはトリカブトや名を知らぬ花がいっぱい咲き乱れていて華やかなのだが、“いる”ということで、鈴を鳴らし、サクサクと通過する。10:58赤久縄山山頂に到着した。山頂の標柱にも、「まむし注意」がつけられていた。たしかに山頂は藪っぽくて、いかにもいそうだった。

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赤久縄山頂からの眺めは乏しい。左から西御荷鉾山、東御荷鉾山、大鳥屋山

山頂からの見晴らしはあまりよくない。以前は展望の山として有名だったようだが、木が大きくなってしまい、視界はさえぎられている。ただご近所にある御荷鉾山はよく見える。形状からして非常にわかりやすい。山頂には、年配の単独行の方がいて、さっきは、あそこに登っていたのだと東御荷鉾山を指差した。この界隈はコースタイムの短い山が多いから、あちこちハシゴする人が多いようだ。

昼食をそそくさと食べる。山の神も私もまむしの文字が頭から離れず、何か落ち着かない。下山開始は11:48。下り始めてすぐ、年配者の4人パーティとすれ違った。われわれと同じ栗木平から登ってきたという。しかしこの後、登って来る人には会わずじまいだった。こんなにさびしいとは。駐車場には13:13に到着。4人パーティの車とわが愛車の2台しか停まっていなかった。

帰途、逆方向ながら、道の駅万葉の里に立ち寄った。初めてだと思っていたのだが、着いてみたら見覚えがある。過去の記録を調べてみると、2009年5月御荷鉾山を訪れたときに来ていた。そのときと同じように今度はジュースを買ってのどを潤した。

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黒斑山

2014-09-20 | 山行~上州

000p8012107 標高 2414m 群馬・長野県境

2004年8月1日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 9:03車坂峠駐車場9:15--10:20赤ゾレの頭10:30--10:55黒斑山山頂(昼食)11:45--12:50車坂峠駐車場

ついこの間のことのように思えるのだが、黒斑山山行から、もう10年が経つ。このときは直前まで浅間山の前掛山まで登ろうと山の神と計画していた。しかし浅間山の危険レベルが一段階引き上げられてしまい、前掛山はあえなく登山禁止区域に入ってしまった。というわけで、規制がかかっていない浅間山の外輪山である黒斑山を目指すことになった。

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左:車坂峠駐車場 右:スキー場のお花畑。奥にレジャーシートを広げる家族が

5:00過ぎ家を出発。関越の高坂SAで朝食をとり、上信越道へ入る。軽井沢あたりで雨に降られ、これはヤバイのかと思いきや、八風山トンネルを抜けると晴れ。ホッと胸をなでおろし、登山口である車坂峠へ向かう。峠の無料駐車場には9:03に到着した。すでに多数の車が停まっていて、登山者の多さが懸念された。

身支度を整え9:15山の神とともに駐車場を後にした。スキー場のほうを見ると、まだ朝のこんな時間なのにレジャーシートを広げてくつろいでいる家族連れがいた。ハクサンフウロ、シャジン、マツムシソウ等が咲き乱れるお花畑のなかで寝転ぶのはさぞかし気持ちがいいことだろう。

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左:稜線には登山者が列をなしている姿が 右:山の神休憩中

10:20赤ゾレの頭で休憩。切れたった稜線に目をやると、色とりどりの登山者のウエアが連なっている。やはりすごい人出だ。トーミの頭は、これでもかというくらいの大勢の登山者でごった返していた。

黒斑山山頂には、10:55到着。なかなか記念撮影ができないので、人が撮っているところをそのままパチリ(冒頭)。

 

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噴煙を上げる浅間山

間近に見えるはずの浅間山は、しばらくガスの中だったのだが、その方向から人の声が聞こえてきた。登山禁止だけれども、やはり無視して登っている人はいるものだ。山の神と昼食をとっていると、そのうちガスがサアっとはれて、浅間山がその巨大な山容を現した。黒々とした山肌。その黒い肌に這い上がってくるように見える緑、まさに壮観。よく見ると、登山道が一筋、斜めにその山肌に刻まれていて、登山者が登高しているのが見えた。

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浅間山外輪山。黒斑山の奥

黒斑山の奥を見渡すと、外輪山だ。ナイフリッジは人を寄せ付けない鋭さを見せていた。浅間山の麓に視線を移すと、今度はミニチュアのように見える針葉樹の森が広がっていた。なにかメルヘンチックな眺めだ。

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浅間山の麓(外輪山の内側)にはまばらに樹木が生えている

11:45下山開始。来た道を戻るだけだが、ガレた足場の悪いところは慎重に下った。12:50車坂峠の駐車場に到着。ザックを車に積み込んで、山の神にお茶していこうと提案すると、大賛成。高峰高原ホテルのカフェラウンジに入り、カフェ・ド・アイス(ホットコーヒーとバニラアイス)をオーダーした。当時で¥630。ラウンジでゆっくりくつろいで家路につく。関越の渋滞はそれほどでもなく、早めの帰宅となった。

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