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目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

谷川岳&田代湿原Part1

2016-07-18 | 山行~上州

標高 トマの耳1963m オキの耳1977m 群馬県・新潟県

2008年7月20日(日) 晴れのち曇り

メンバー 山の神と私

コースタイム 8:05谷川岳ロープウェイ駐車場8:40--熊穴沢避難小屋--9:50天狗の留まり場10:00--10:35肩の小屋10:40--トマの耳--11:05オキの耳(昼食)11:45--西黒尾根--12:45休憩12:55--ガレ沢の頭--ラクダの背--13:48休憩13:58--15:20駐車場

再び8年前の山行記録。この年の海の日3連休に訪れた谷川岳は、すごい人出だったが、谷川岳ロープウェイの利用者は昨年同期の4倍と書かれた読売新聞の切り抜きが保存されていた。どうりで、人だらけだったわけだ。ガソリンが高騰し、日帰り圏のここが好まれたのではとの見方もあったようだ。またその切り抜きには、ミネウスユキソウの写真も掲載されていた。自分が撮影したカットにも同じ花が写っていて、これはミネウスユキソウというのかと、ちょっと勉強になった(下のほうに写真)。

 
左:天神山へ架けられたリフト 右:熊穴沢避難小屋

4:50珍しく予定よりも早く山の神と自宅を出発する。ガソリンを満タンにし、コンビニで買出しをし高速道へ向かう。関越に入って、まず上郷SAで朝食をとった。その後も順調に走って、8:05予定より早く、予想外に空いている谷川岳ロープウェイの駐車場に入る(¥500)。まだ時間が時間だから、観光客がいないせいだろう。

さてロープウェイに乗って、らくらくと1319mの天神平に到着する。駐車場は空いていたものの、登山者はもう、そこここにいる。天神山でも登って来たのか、軽装で荷物の少ない登山者も見かける。そろそろ行くかと、やおら山の神と天神平駅を後にした。しばらくは楽チンな横移動だけだ。やがて熊穴沢避難小屋の赤い建物が目に入る。日が差さない薄暗い小屋の中を覗くと、休憩している人でいっぱいだった。座れないなと、小屋の外で山の神と水分補給して、先へと進む。

 
2点とも:登山者でいっぱいの天狗の留まり場

9:50休むにはうってつけの天狗の留まり場に到着する。名前のとおり、岩が積み重なった小高い場所で、天狗が実際にいたら、留まりたくなるような(?)場所だ。よじ登ると、見晴らし良好で風も抜けていき、非常に心地いい。山の神と休憩し、さて登山道に戻ろうかと、降り口を見ると、どっかりと年配のおばちゃんが居座っていて微動だにしない。やれ困ったなと思っていると、誰かが「どけ、どけ」とばかりに念を送ったのか、奇跡的に腰を上げた。

 
左:西黒尾根への分岐 右:大賑わいだったトマの耳、オキの耳。残念ながらガスっていて展望なし

谷川の双耳峰が近づいてくるにつれ、ところどころで渋滞が発生した。肩の小屋近辺はとくにひどく、登山者でごった返していた。早く行こうと山の神を急かして、まずトマの耳、そして谷川の最高地点、オキの耳に登頂した。記念撮影するのもたいへんなほどの混みようだ。

オキの耳でそそくさと昼食をとり、11:45下山開始する。

 
左:ミネウスユキソウとピンクのハクサンフウロ 右:ケルンもガスに巻かれる

昼を食べているときから、だいぶガスってきてはいたが、ケルンのあたりで大量のガスが流れてきて、辺りは真っ白になった。かなり視界は悪い。

 
左:西黒尾根下降中 右:ガレ沢の頭

西黒尾根を下降していくと、だいぶガスがはれてきた。ガスがはれてしまうと、谷がよく見え、結構な高度感だ。高所恐怖症の人は厳しいコースかもしれない。

 
鎖場嫌いの山の神、必死に下降中

下山を始めて最初の休憩をとった後は、鎖場が連続する。なぜ鎖場嫌いの山の神がこのコースをOKしたのかは、思い出せないが、ついさっき山の神に谷川岳のことを聞くと、あの鎖場だらけのところでしょ、もう2度と行かないときっぱり断言していた。

 
左:樹林帯まで来てホッと一息 右:蒸し暑い、鬱蒼とした森を進む

鎖場を越えて、樹林帯に入り2度目の休憩をとる。あとは下るほどにどんどん蒸し暑くなり、汗でシャツがネバつく不快さに耐えながら、鬱蒼とした森の中をひたすら歩くことになる。ようやく林道に出て、やれやれとなり、そしてクタクタになって駐車場にたどり着く。目の前にあった自販機で山の神とともに梅ジュースをゲット。一気にほてった体をクールダウンする。

本日のお宿は、湯の小屋温泉、民宿やぐら。 なぜか2人なのに15畳の大部屋に通され、広すぎて落ちつかない。そうはいいながらも、温泉にゆったりつかれば、気分も変わり、まったりとくつろげた。明日は、武尊山麓にある、田代湿原・花咲湿原のお散歩だ。

Part2へ続く

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御荷鉾(みかぼ)山

2016-04-10 | 山行~上州

標高 西御荷鉾山 1286m 東御荷鉾山 1246m 群馬県

2009年5月10日(日) 晴れ 

メンバー 山の神と私

コースタイム 8:55東御荷鉾山登山口駐車場9:13--尾崎喜八文学碑--投げ石峠--休憩--10:20東御荷鉾山山頂10:27--11:27西御荷鉾山中腹11:35--11:50西御荷鉾山山頂(昼食)12:44--13:00駐車場

2014年に御荷鉾山にほど近い赤久縄(あかぐな)山を訪れている。山頂からは、おわんを2つ伏せたような御荷鉾山がよく見えた。赤久縄山山行記録をブログにアップする際に、せっかくだから御荷鉾山の自分のブログ記事へリンクをはろうと、サイト内を検索してみたのだが、なんと該当の記事がなかった。書いていなかったのだ。それから1年半も経ってしまったが、季節もぴったりということで、さっそく。

5:34自宅を出発した。自宅からいちばん近かった今はなきファミマで買出しをし、高速にあがった。圏央道狭山PAで朝食をとり、関越に入る。本庄児玉ICで下り、途中まだオープンしていない道の駅上州おにしに立ち寄り、トイレ休憩(トイレは使用可)。ちなみに「おにし」は漢字では、「鬼石」と書く。弘法大師伝説があって、大師が鬼を追い払ったときに鬼が捨て身で石を投げたのが、東御荷鉾山と西御荷鉾山を分ける投げ石峠、その麓の町が鬼石ということだ。

 
左:御荷鉾山登山口駐車場。小さいながらもトイレはある 右:駐車場前の巨大鉾

国道462号から狭い御荷鉾スーパー林道を上がって、現在休館中のみかぼ高原荘の上、御荷鉾山登山口駐車場に8:55到着した。駐車場は広くて、樹木を模した小さなトイレもある。身支度をし、地図を確認してから、9:13駐車場を後にした。巨大な鉾を左手に見ながら、舗装された林道を歩いていく。

 
左:尾崎喜八文学碑 右:投げ石峠

すぐに尾崎喜八の文学碑が出てくる。碑文には『神流(かんな)紀行』から抜粋した旨刻まれていた。聞いたことのない作家だったので、ネットで調べてみると、そこそこ有名な詩人であったようだ。1974年に亡くなられているから、それほど昔の人というわけでもない。

投げ石峠から登山道に入っていく。

 
左:新緑の道が続く 右:東御荷鉾山山頂

急登を上がって、新緑が目にまぶしい尾根筋に出る。ひとまずここで山の神と休憩にした。今日はぽかぽか陽気で、駐車場ですでに気温は20℃に達していた。この陽気で虫も活発に活動し始めていて、山の神と私の耳元で聞こえよがしに羽音を立てるやからがいて、何度も手で追い払うことになる。

10:20東御荷鉾山山頂に到着。ガイドブックには、樹林帯で展望なしと書かれていたが、それは昔。今は南面の木を伐採して展望を確保している。北面も低木の間から眺めを楽しめる。

 
左:東御荷鉾山の毘沙門天 右:つつじの花はまだだった

だいぶ日差しが強まり、暑い。おまけに先ほどの休憩ポイント以上にハチ、アブが多く、周りにどんどん集ってきてしまった。追い立てられるように、移動を開始した。


西御荷鉾山を望む

次は西御荷鉾山だ。登山道からきれいな円錐形の姿を望める。暑さのせいかバテ気味で、一度休憩を入れた。腰を下ろしていると、野鳥のさえずりが耳に心地いい。

  
3点とも:西御荷鉾山の毘沙門天

11:50西御荷鉾山の小広い山頂に到着した。木がなく、さえぎるものがない。山の神と直射日光は嫌だなと、木陰に移動し、昼食にした。近くにいた親子連れも同じことを考えたようで、やはり木陰に移動している。ほかに登山者は単独の方がいるくらいで思ったより少ない。おにぎりを食べていると、時折涼しい風が吹きぬけていく。

 
2点とも:西御荷鉾山山頂

12:44下山開始。 そこから駐車場までは指呼の間で、たちまちにして到着した(13:00)。

帰途は道の駅万葉(まんば)の里に立ち寄り、山の神のリクエストもあり、アイスクリーム休憩。これだけ暑いと、やはりアイスクリームが飛ぶように売れている。くつろいだ後に、関越のICまでをカーナビにセットしたのだが、その設定を失敗した。どこでどう間違えたのか、渋滞回避設定をしていて、しばらく走って変な道を指定するなと気づいた。だいぶ遠回りをして時間を無駄にしてしまった。花園ICから関越に上げると、事故渋滞が発生していた。とはいってもたいしたことはなく、プラス30分程度だった。

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白砂山・恵比山・高沢山・三壁山Part1

2015-10-10 | 山行~上州

恵比(えび)山 標高 1744m 高沢山 1906m 三壁(みかべ)山 1974m 群馬県

2003年9月27日(土) くもりのち晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 9:30野反湖キャンプ場11:25--12:00恵比山山頂直下12:10--12:25恵比山(昼食)13:05--13:45高沢山13:53--14:27三壁山14:35--15:15キャンプ場駐車場

白砂山に行ったのは、もう12年も前になるのかと思うと感慨深い。テント場ですごい寒かった記憶が鮮明で、てっきり10月に行ったと思っていたのだが、手帳を繰っていくと、9月の末だった。ほとんど10月といってもいい日付ではあるが。

その日は4:30頃起きだし、5:05家を出発した。関越に入り、高坂SAで早々に朝食。7:45には渋川伊香保ICを下りて、西へ西へと移動していた。野反湖に着いたのは9:30。野反湖キャンプ場の受付を済ませ、荷物をリヤカーに積んでテントサイトへえっちらおっちらと結構な距離を歩いた。

 
左:野反湖キャンプ場駐車場 右:恵比山山頂

空は悲しくなるくらいどんよりと曇っている。それでもおニューのスノーピークのテントを初めて張るとあって、ちょっとだけ気分は晴れやかだった。いざテントを張り始めると、このポールはどこに通すんだとか、どっちが前だ後ろだと、簡単な構造の山用テントとは勝手が違って、試行錯誤を余儀なくされた。山の神と2人でやっていたわりには、悪戦苦闘して小1時間はかかってしまった。

11:00空のリヤカーを引いて駐車場へ戻り、山支度を始める。明日の白砂山登山に向けて、今日はほんの足慣らしのつもりで、野反湖の周囲の散策路を歩くことを計画していた。11:25山の神とともに駐車場を出発する。

 
左:恵比山山頂でレジャーシートを広げようとしている山の神 右:恵比山山頂の小広い場所

歩き始めて30分、地図もロクに見ずに恵比山は勝手に遠いと思っていたから、疲れたという山の神のことばに気が緩み、ついつい休憩にしてしまった。そうしたら、なんとそこから山頂までは、わずか15分の距離だった。拍子抜けするほどあっさりと恵比山山頂に到着する。山頂には、芝生を敷き詰めたような快適で手ごろなスペースがあって、昼食をとるにはおあつらえ向きだ。山の神が待ってましたとばかりにレジャーシートを広げた。天気は回復傾向で、厚い雲が徐々に流れていき、日差しがよみがえる。やはり山には青空が似合う。


恵比山山頂からの見晴らしはいい。榛名山方面を望む

13:05昼食を終え、冷たい風が吹き抜けていた山頂を後にする。さびしいことに山頂にいる間だれも訪れる人はなかった。逆にいえば、山頂貸切で優雅ではあったのだが。やがて急登が始まり、今日初めて登山者とすれ違った。トレッキングの団体様ご一行だった。

  
左:秋を感じさせるオヤマリンドウ 右:2点とも高沢山山頂

13:45樹林帯の中にここが高沢山山頂であることがわかる指導標がひっそりと立っているのを見つけた。まったくもって地味な山頂だ。指導標の前で、山の神がおどけた表情で写真に収まっていた。 

 
左:気持ちのいい笹原を進む 右:三壁山山頂

13:53高沢山を後にすると、気持ちのいい笹原に出た。山の神と快適、快適といいながら、紅葉の始まった山腹を愛でながら進んでいく。14:27これまた樹林帯の中の三壁山山頂に到着する。連続して似たような地味な山頂だ。水分補給後、キャンプ場へ急ごうと下り始めると、家族連れが登って来た。キャンプ場に今日泊まる人たちなのだろう。軽めのハイキングといったところか。

 
左:野反湖畔のテントサイト 右:当時はおニューのマイテントと山の神

15:15駐車場に無事下山し、テント場へ。さすがにこの時期になるとキャンプをする人はだいぶ減って、静かなキャンプ場だった。山の神と湖畔でのんびりしていると、次第に日が傾いてきて、たちまち気温が下がり始めた。そろそろビールタイムだと、缶ビールをプシュっとやったのだが、1本飲んだだけで、だいぶ体が冷えてしまった。

Part2白砂山へつづく

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蛇紋岩の至仏山

2015-09-23 | 山行~上州

標高 2,228.1m 群馬県

2005年8月21日(日) くもりのち晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 7:50並木駐車場--(乗合バス)--鳩待峠8:30--笠ヶ岳分岐--9:45展望台9:55--10:20小至仏山--10:55至仏山山頂(昼食)11:40--12:40休憩12:50--13:30尾瀬ヶ原--山の鼻ビジターセンター14:00--14:50鳩待峠--15:30並木駐車場

当初は笠ヶ岳へ行く予定だったのだが、ガスっていて、せっかく行くのなら、快晴のときに行きたいと山の神。私はまだ至仏山に行ったことがなかったので、じゃあ、お隣の至仏山に行こうとなった。記憶をたどると、たしか鳩待峠から歩き始めてから、そうなったような気がする。

いつものように4:30家を出発した。関越・上里SAで朝食をとり、沼田ICで高速を下り、ひたすら尾瀬方面へと車を走らせた。並木駐車場には7:50に到着。ここに愛車を置いて、乗合バス(当時片道¥900)で鳩待峠に上がった。峠は大勢の登山者でにぎわっていた。さすが尾瀬の入口だけあって、いつもすごい人だ。8:30身支度を整え、山の神とともに峠を後にした。雲が多いなか、至仏山だけははっきりとその山頂が見えていた。

  
左:ガスが少しはれてきた小至仏山近辺 右:至仏山を望む

9:45笠ヶ岳への分岐を越えてすぐの展望台で休憩にする。前にも後ろにも登山者の姿が見えて、尾瀬ヶ原ばかりに人が集中しているわけではないのがわかる。至仏山も百名山に入っているからか。

10:20頃小仏山に到着する(冒頭写真)。真っ白で何も見えない。ただ登山者だけが後から後から押し寄せてくる。

 
左:登山者でにぎわう至仏山山頂 右:蛇紋岩の隙間にヒメシャジン

至仏山山頂には、10:55に着いた。相変わらずガスッっていたが、時折ガスが流れて、どかーんと尾瀬ヶ原を見渡せる。このパノラマ風景は半端じゃない。さあ、メシだと山の神と尾瀬ヶ原のほうを向いて腰をおろした。 


雲が流れて燧ヶ岳がくっきりと姿を現した。手前は尾瀬ヶ原

11:40下山開始。木道を延々と歩いていく。やがて木道が途切れ、あの悪名高き蛇紋岩地帯になる。ガイドブックや人づてに滑るから気をつけろといわれているあの岩だ。皆滑ると刷り込まれているから、おっかなびっくり慎重に足を下ろしていく。

しばらく足元ばかり気にしていたが、先ほどまでガスに包まれていたのが嘘のように雲が切れ、青空が広がってきた。前方の燧ヶ岳もその姿をくっきりと現した。時計を見ると山頂から1時間ほど歩いている。そろそろ休憩にしようと山の神に声をかけた。

 
左:燧ヶ岳と山の神 右:同わたし

歩き出すと、登山道に水があふれかえり、川のようになっているところがあった。一難去ってまた一難だ。そこには、明らかにへばって動けなくなっている(休憩している)登山者がいた。

13:30尾瀬ヶ原に入り、木道の先の燧ヶ岳の眺めに思わずスゴイと笑顔がこぼれる。そこから山の鼻ビジターセンターまで進んで、山の神と私は大休止にした。先ほどの登山者なみにヘトヘトになっていた。水分補給して人心地ついたころ、ようやく重い腰を上げて鳩待峠へ向かう。最後の登りを上がりきると、登山者でいっぱいの峠に着いた。順番を待って、満員の乗合バスに身を縮めて乗り込み、ホッと一息つく。あとは揺られていれば、愛車の待つ並木駐車場だ。15:30無事到着。

帰路は予想したとおり渋滞にはまった。時間からいって高速を下りてから晩飯にしようかと山の神と相談していて、幹線道路で運よくファミレスを発見したまではよかったのだが、駐車場に入ろうとすると、すでに2台くらい駐車待ちをしていた。これはしんどそうだとその店を見送り、もう1軒満員のラーメン屋も見送って、失意のうちに20:15帰宅することになった。ザックを家に放り込んで、家からいちばん近い居酒屋で晩飯にありついた。

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袈裟丸山Part2~寝釈迦

2015-05-13 | 山行~上州

寝釈迦 標高約1,200m 群馬県

2015年5月4日(月・祝) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 7:20塔ノ沢登山口駐車場7:33--8:30寝釈迦8:57--9:33塔ノ沢登山口駐車場

昨晩は、疲れと水割りが効いたのか早々と寝入ってしまった。そして翌朝5:00にはもう目がぱっちり開いてしまって起き出したのだが、山の中のテント場とは違って、ここ銀山平キャンプ場は、ゆっくりと時間が流れている。外に出ている人はまだちらほらだった。そのうちどんよりとした雲から急にポツポツと雨が落ちてきた。もしやずっと? 予報では曇りだったはずなのに。参ったなといいながらテントにもぐりこみ、山の神と私は朝食の準備にとりかかった。

昨日コンビニで調達していた惣菜パンをスープで胃の腑に流し込んだ。人心地ついてテントをたたむ段になると、雨は完全に上がって雲は切れ、なんとか今日はもちそうな気配になる。よかった、よかった。

 
左:塔ノ沢登山口の駐車場。さらに手前に4台くらいのスペースがある 右:塔ノ沢登山口

6:50銀山平キャンプ場を後にした。国道に出るまでの林道で野生のニホンザルの群れに出くわし、この辺りは日光なみに多いのかと思っていると、国道122号ではもっとすごいのを見てしまった。渡良瀬渓谷を横切るように張られた電話線と電線、その上をニホンザルのお母さんが小さな子どもを背負って、こちら岸に向かって歩いて来るではないか。いつも渡ってますふうで、車で通過するわれわれにまったく動じることもなく、一瞥をくれただけだった。

ニホンザルの綱渡りを見たあと、国道122号をそのまま南下。昨夕下ってきた林道へと入り、分岐を塔ノ沢登山口へと右折した。7:20駐車場に着いてみると、がらんとしていた。やはりこちらのコースは、距離が長いので、敬遠されているようだ。というよりも今日の天気予報が曇りのせいだろうか。トイレに寄って、山の神とともに出発する。銀山平で雨を降らせていた雲が嘘のように切れ切れになり、日が差してきた。

急傾斜の林道を進み、巨岩が聳え立つ広い空間に出た。行く手の沢には橋が渡してあり、寝釈迦入口とデカデカと標示されている。いよいよ本格的な登山道に入っていく。切り立った巨石を左右に見ながらの登高が始まった。 

 
左:寝釈迦像のいわれを書いた案内板 右:寝釈迦のご尊顔

木漏れ日がきれいな沢沿いの登山道を進んでいく。寝釈迦まで1時間ほどだと知っていると、そのたった1時間がなかなか進まないもので、まだか、まだかと山の神と連呼しながら歩いていた。

8:30ようやく目的地の寝釈迦に着いた。これだけ有名な割には、いつの時代に誰がつくったかは不明だという。江戸時代、足尾銅山で亡くなった人の供養のために彫られたというのが有力な説らしい。


頭部から足元までを切り取ってみました

山の神は、巨大な寝釈迦を想像していたらしく、こんなに小さいのかと落胆していたようだったが、私は最初からこんなものだろうとは予想していた。何事にも過剰な期待はよろしからぬようで、、、

 
左:これからもう一輪咲くニリンソウ?(笑) 右:ミヤマキンバイ

25分くらいは寝釈迦付近で休憩して過ごし、そののち下山に入る。空を見上げると青空が覗き、もう天気の心配は無用のようだ。復路は、お花の撮影に精を出した。登り時に花弁を閉じていて、パッと見でスミレかと勘違いしたニリンソウ(に見えるが1輪しか咲いていない)は、元気よく花を開いていた(左上)。時折黄色い花が出てきて、何だろうとよく見るとキンバイ(右上)だった。タチツボスミレ(左下)もあちこちで花を咲かせていた。

 
左:タチツボスミレ 右:木漏れ日がきれいな渓谷沿いの道

下山中、こちらの塔ノ沢コースは袈裟丸山頂まで長いので、誰にも会わないだろうと山の神と話していたのだが、まったくそんなことはなかった。単独行の若者、2人組の年配者、そして家族連れと年配の夫婦らとすれ違った。登山口近くですれ違った人たちは、われわれ同様、寝釈迦見物が目的だった。われわれ以外にもそんな方がいるとは、想像していなかった。

9:33下山。駐車場にはオフロードバイクの方々がいた。そしてこれから登ろうという単独行の方。それぞれがそれぞれの目的でここに来ている。もしかしたら、渓流釣りの人もいたのかもしれない。

帰途富弘美術館横の旅の駅で一服する。そこからどこにも寄らずにまっすぐ家路を急いだのだが、北関東道で事故渋滞に巻き込まれてしまった。渋滞にはまらずに帰る予定だったのに、そうそう思うようにはいかないものだ。

Part1前袈裟丸山に戻る

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