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目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

高川山

2013-04-07 | 山行~中央線沿線・大菩薩

標高 975.7m 山梨県

2003年4月6日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 初狩駅10:30--10:50登山口--11:45道標--12:30高川山山頂(昼食)13:20--14:00休憩14:17--15:20禾生(かせい)駅

この2003年は、私にとっては節目の年だった。勤めていた会社が身売りされて、親会社が変わり、さらにプライベートでは3月に引越しをして、この高川山が引越し後第1回目の山行となった。

家で朝食をとって駅に向かう。本日の山行はアプローチが電車、そして縦走という山の神と私にとっては珍しいパターンだ。初狩駅には10:20に到着した。駅のトイレに寄って10:30歩き始める。東京ではまったく雪は降っていなかったのだが、ここ山梨では、昨日降雪があり、一面雪景色になっていた。アイゼンはもって来ていないし、ストックも忘れてきてしまった(車に積みっぱなし?)。とりあえず行けるところまで行って、ダメそうだったら戻ろうかと山の神に話す。

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2点とも:登山口

10:50雑然とした登山口にたどりつく。フリースを脱いで再び歩き始める。11:45大松の道標で休憩。樹上から時折どさっと落雪がある。太陽が天上に来て、だいぶ解け方が速まっているようだ。

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左:山頂手前、最後の上り 右:山梨百名山の標柱

女坂を上がっていく。雪は上るにつれ、だいぶ増えてきているが、アイゼンなしで十分にいける。山頂手前の急登で振り返ると、樹間から甲州街道や中央高速、山の神と乗ってきた中央本線がくっきりと見えている。

12:30高川山山頂に到着する。思いのほか登山者は多い。周囲の眺めは最高で、山座同定ができるように方位盤が置かれている。圧巻はやはり富士山ビュー。高川山から近いだけにその存在感はすごい。ちなみにこの山頂からの眺めは、秀麗富嶽12景に指定されている。

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高川山山頂からの富士山

雪上をなめてくる冷たい風に悩ませられながら、昼食をとる。山の神とともに上に一枚フリースを羽織っているが寒い。景色は最高だから、よしとしよう。

04p4061321 003p4061324 ストックの代わりに棒切れで

13:20山頂を後にする。結局アイゼンなしのつぼ足で山頂まで登れてしまったのだが、下りはさすがに要注意だ。足元に気をつけながら、恐る恐る足を運んでいく。途中でストック代わりに棒切れをゲットし、古宿へ向けて下りていく。滑りやすい箇所もあったが大事ない。14:00に休憩を入れ、その後は長い長い車道歩きとなった。

15:20禾生駅着。電車の本数が少ないので、しばらく待つ羽目になった。16:04発の大月行きの電車に乗り込む。その後は、自宅最寄駅前の居酒屋に山の神と流れ、最後はほろよい気分のまま夜桜見物とあいなった。

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のんびり低山歩き。能岳

2013-02-23 | 山行~中央線沿線・大菩薩

001p2272402標高 542.7m 山梨県

2005年2月27日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 11:30上野原町建設業協会会館前11:40--12:20ピーク12:40--12:57能岳(昼食)13:50--14:40上野原町建設業協会会館前

もう8年前の山行になる。のんびりと低山歩きもいいものだと、都心からほど近い上野原の山に赴いた。コースタイムが短いので、ゆっくりめの出発。家を出たのは9:00を回っていた。途中日野のコンビニで買出しをし、登山口の目印である上野原中学校を目指した。しかし、八王子で渋滞にはまった。なんで、こんなところでと思っていると、駅伝をやっていた。まったくの想定外だった。1車線に規制されていて車の流れはどんどん悪くなる。

のろのろと走って、やっと上野原町に入る。登山口近辺に来て、駐車するところを探し回るが適当なところがなく、やむなく、上野原建設業協会会館という小さな建物前の空き地に駐車させてもらった。誰も訪れる気配はなかったが、本当は駐車してはいけないのだろう。今は登山用の駐車場があるようだ。

ローソンで買ったおにぎりをザックに詰め、もう昼に近い11:40、ようやく山の神とともに歩き始めた。

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左:上野原町建設業協会会館前に駐車 右:上野原中学校歩道橋

休日でも部活動なのか、上野原中学校には、先生たちの車(?)が停まっていた。横目にそんな光景を見ながら、上野原中学校正門前より登山口に入る。2004年年末に整備された、八重山ハイキングコースだ。じつはこの名前は、ここに来て初めて知った。いつの間にこの名前はついたのだろう。

登山道は、木曜に降った雪がまだところどころ残っている。12:20ピークに達して休憩をとる。ちょっとした展望地で見晴らしはいい。お茶を飲んでいると、梢から時折ドサッと雪の塊が落下してくる。

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左:能岳山頂 右:山頂にて記念撮影

右手にゴルフ場を見ながら急な登りを上がっていくと、能岳山頂に到達した。途中4人のパーティとすれ違ったが、山頂にはだれもいない。山の神とレジャーシートを広げて、のんびりと昼食となった。風はなくおだやかな日和で、ぽかぽか陽気だ。

山頂でくつろいで、13:50下山開始。ピストンで14:40愛車に戻った。帰りも高速を使わずに節約する。往路のような渋滞にはまることもなく、17:00頃には帰宅した。陽だまり歩きのほのぼの山行だった。

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秋山二十六夜山

2013-02-10 | 山行~中央線沿線・大菩薩

000img_0531_2標高 972m 山梨県

2007年1月28日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 9:30アオゲラの森キャンプ場9:45--10:00あずま屋--10:40明星平10:50--11:20二十六夜山山頂--11:45尾根筋の陽だまり(昼食)12:20--13:15キャンプ場

過去の1月の山行を調べてみると、少ない。スキー場に行っていることが多いからだ。たしかに最近は、8本歯以上のアイゼンをもってどこかへ行った覚えがまったくないから、自分の実感としてもそうだ。では、6年前の山行記録をどうぞ。

近場の山行ということもあって、家で朝食をとり、7:25に出発した。今回は高速道を使わず、下の道を延々と移動する。高尾あたりのコンビニで昼食や行動食を買出しする。9:30登山口である、アオゲラの森キャンプ場に着いた。キャンプ場は冬場は営業していないので、閑散としている。駐車スペースには霜柱が一面に広がっていて、停めてある車両はない。車を降りると、思わず、ぶるっと震えるくらい冷え込んでいた。冷たい風が吹き抜けていく。

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左:アオゲラの森キャンプ場の管理棟 右:管理棟隣の駐車スペース

キャンプ場の管理棟に人影はなく、トイレも閉鎖されていて使用できない。9:45キャンプ場を縫うように付けられた道を上っていく。先行する人がいたが、山に入っていくわけではなかった。道路の凍った箇所に気をつけながら、歩いていく。

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左:あずま屋で水分補給 右:明星平

山道に入ると、ほどなくしてあずま屋に到着する。登山道を塞ぐように建てられている。ここで早くもザックを下ろし、一口温かいお茶を飲む。再び登りはじめると、登山道に雪が出てくる。日陰で一向に気温が上がらないから、解けないのだ。凍っている箇所もあり、慎重に歩みを進める。北側斜面に残された雪をなでてくる風がとてつもなく冷たく、肌を刺す。

10:40明星平で休憩する。薄暗い道が続いている。

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左:山頂には雪 右:二十六夜と刻まれた古い石碑

明星平から30分ほどで、二十六夜山山頂に到着した(冒頭の写真)。山頂は雪がべったりと残っていて、点々と登山者の足跡が残されている。意外に登っている人はいるのだ。奥のほうには、団体がいて、にぎやかにランチタイムを過ごしていた。山の神と私は、日の当たらない寒々とした山頂付近からは早々に退散し、元来た道を戻り始め、途中の陽だまりで昼食にした。枯葉がふきだまっている。12:20そそくさと片付けて再び下山開始。13:15にはキャンプ場の駐車スペースに戻った。

帰りは、上野原に出て中央道に上がる。石川SAのエクセルシオールで、熱いコーヒーを胃の腑に流し込むと、ようやく体の芯から温まる感じがした。

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兜山

2012-12-30 | 山行~中央線沿線・大菩薩

000pc182991標高 913m 山梨県

2005年12月18日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 8:04夕狩沢駐車場8:24--(山腹コース)--9:08ベンチ9:18--ピーク--10:00兜山山頂--10:04展望台(昼食)11:08--12:00夕狩沢駐車場

5:35家を出発し、コンビ二で朝食を買出し。中央道に上がって談合坂SAで、さっそくコンビニごはんとなる。7:30頃勝沼ICを下りる。フルーツラインに入って、兜山の山腹にある春日居GCを目指す。そこからアップダウンのある狭い道を走って、兜山登山口、夕狩沢駐車場に到着した。先着様は1台、スズキアルト。われわれよりほんの数分前に着いたようで、これから出発の準備のようだ。

車の外に出ると、キンキンに冷えていて、たちまち登高意欲が鈍る。家でぬくぬくとしていたほうがよかったかなどと、ぶるぶる震えながら、出発準備に入る。駐車場にはきれいな新しいトイレが併設されていた。

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左:夕狩沢駐車場 右:兜山の森案内図

8:24駐車場を後にする。山腹コース(林道)をたどり、ぼちぼち歩いていく。日が当たらないところは、極端に寒い。兜山への指導標(矢印)2つ目で曲がる。アカマツ主体の雑木林でとても雰囲気のある道を行く。しかし、しばらく歩いていくと、あれれ、となった。なんか戻っているよね、これ! そう、間違ったのだ。最初の兜山への分岐の道と合流した。

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左:ベンチでくつろぐ山の神 右:ピークの×印?

今さら戻るのもなあ、ということで、そのまま前進。ちょっと登っていくと、見晴らしのいい場所にベンチが置かれていた。さっそく山の神と休憩。ちょっと日が差してはいるものの、腰かけていると、ジンジンと体の芯から冷えてくる。

分岐を左に折れて、ピークへ。赤い色のばってんマークが付けられていた。樹間からは棚山と思しき山が見えていた。寒いので、写真だけ撮ってそそくさと移動開始。

04pc182988 05pc182992左:;樹間から棚山。上空には雪雲が 右:兜山山頂

ほどなくして小雪が舞い始める。棚山の上空には雪雲が見える。あれがこちらに移動してきたら、吹雪かれるかもしれない。

10:00兜山山頂に到着。葉が落ちているため、樹間から、景色が望める。でも、この山頂からものの数分のところに展望台があるので、そちらに移動する。

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右端に富士山、御坂山塊そして甲府の街並み

展望台で、お弁当を広げる。ここだけ、冷たい風が流れ込んで来ない暖かな陽だまりになっている。しかも見晴らし抜群で、富士山や御坂山塊、甲府盆地を見渡せる。12月の富士山は、さすがに真っ白だった。

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富士山。中央下で黒くとんがっているのが、節刀ヶ岳

お湯を沸かし始めたが、ガスカートリッジのガスが残りわずかで、バーナーの火が弱い。そのせいでお湯がなかなか沸かず、また日向ぼっこができるということもあって、ここでのんびりしてしまった。

004pc182997_2 展望台にて

11:08下山開始。落ち葉が深く積もっているところがあり、足場が悪い。一部鎖が付けられている急な坂を下り、12:00駐車場に着いた。

帰途は、フルーツ公園を抜けて、ほったらかし温泉へ。車がいっぱい停まっていて、大混雑かなと思いながら中に入ってみると、それほどでもない。湯船に浸かると、見晴らしは抜群で目の前に大パノラマが広がる。開放感抜群の温泉だった。大人¥500。温泉のあとはお茶。ぷくぷくの湯の無料駐車場に停めて、お茶をする。ついでにお土産も購入。ひらたけやシイタケ、りんごジャムを家用に購入。帰りの中央道は、渋滞もほとんどなく順調に家にたどり着いた。めでたし。めでたし。

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八王子城山

2012-12-23 | 山行~中央線沿線・大菩薩

標高 445.5m 東京都

2004年12月23日(木) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 松竹バス停9:44--10:25ベンチ休憩10:35--梅林へ下る--11:10山王台--八王子神社--11:20山王台(昼食)12:15--天守閣跡--12:55富士見台13:03--14:35高尾駅

これは8年前の記録です。近場でラクして行けて、そこそこ楽しめそうなところという選択基準で、八王子城山に行こうと決めたような気がする。

家で朝ごはんを食べて出発。電車で八王子に出て、バスに乗り換える。9:10陣馬高原下行きに乗り込む。乗客は登山者ばかりのようだ。9:44松竹バス停で下車。松竹橋を渡って、今日の山行が始まった。あたりは一面霜が下りていて、かなりの低温。空気がキーンと張り詰めている。

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左:松嶽稲荷神社 右:恩方松竹コースの案内板

杉の巨木に圧倒される松嶽稲荷神社の鳥居前で、山の神がザックをおろして、この道でいいのかと地図のチェックを始める。いいんだろうね、たぶん。テルモスのお茶を飲んで、再び出発。それにしても寒い。少しばかり車道を歩いていくと、分岐に案内板があった。このコースは恩方松竹コースというらしい。

そのうち杉林になり、日が差さない、ただただ暗いだけの登山道になる。それでなくても寒いのに、寒さを助長する無機質なさびしい風景と暗さだ。そのうち開けてきて、八王子城址が近いとわかる。

そういえば、昨日のNHKニュースで、まだ12月だというのに梅の花が咲いていると報道していたのを思い出し、梅林へいったん下ってみる。本当だった。紅と白の花がそちこちで咲いていた。

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まだ散らずに紅葉していた八王子神社境内のもみじ

上り返して、山王台。見晴らしは抜群だ。下界の街並みを見下ろせる。

山王台からちょっと下に八王子神社がある。まだ気持ち紅葉が残っていて、訪れる人は皆、神社の頭上にしな垂れている黄色い色に目をみはる。

山王台のベンチに戻って昼食にする。今日はハイキング日和のせいか、団体が次々に上ってきて、11時台前半ではあるけれども、ベンチやテーブルは埋め尽くされてしまった。時折冷たい風が流れてきて、「寒いねえ」の声がこぼれてくる。

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左:八王子城本丸址 中:富士見台 右:富士見台で休憩する山の神

12:15山王台を出発。急な上りの連続、そして天守閣跡を通過する。やがて富士見台に到着する。名前の通り、富士山を一望できるのだが、あいにく山頂は雲で隠れていた。ここで小休止する。

13:05富士見台を後にし、蛇滝口へ下ろうとすると、圏央道(現在は開通済み)の工事のため、通行止めになっていた。代わりに高尾駅へ下る新しい道がつけられている。その急な道を下り、14:35高尾駅に着いた。

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