こんばんは
一日中曇りで夕方から雨、それほど寒くはなくかと言って暖かくもなく、早く春にならないかなぁと言うことです。
ウォーキングは少し雨に濡れましたがなんとかこなしました。
いつもの鉄棒での腕立て伏せは今日は20回だけにしました。
まあ筋肉が疲れ気味なのと右手の小指がまだ痛いので鉄棒をうまく握れないと言うのもあります。
少しギターを弾きましたが、今回は手首が痛くなる代わりに左の肩が筋肉痛の感じですね。
まあ歳ですからいろんなところがおかしくなっても不思議じゃない訳で、体を鍛えるのもボチボチにしてくれよと言ってくれているようです。
・・・
カーリング女子は中国に勝ちましたね。
仕事中でしたが、Yahooの実況速報を見ながら応援していました。
最後の第10ENDに入ったときに、ドタバタと家内が仕事場にやって来て「勝ったよ!」と一足早く教えてくれました。
まあお陰でドキドキしなくて済んだものの試合の最後がワープしてしまいました。
次は強豪スウェーデンでかなりキツいですね。
がんばれカーママ!・・・
・・・
久しぶりに百人一首のお勉強です。
? あしびきの
山鳥の尾の
しだり尾の
長々し夜を
独りかも寝む
柿本人麻呂
<通釈>
山鳥の長い長い尾のような、この長い秋の夜を、私はただ独りでさみしく寝るのであろうかなあ。
<なやめる鳥 私>
藤原定家は、美しい女性がなやんでいる姿のような歌を妖艶な歌と言って、特に好みました。この歌も、秋の夜ーそれは長い夜ですーただ一人で寝て、嘆き悲しんでいる様子が思い浮かばれます。たとえば、 このような様子が思い浮かぶ和歌が妖艶な歌です。
<孤独な私 山鳥>
「山鳥」とはどのような鳥でしょうか。『枕草子』の「鳥は」の段にもありますが、昼は雌雄が同居するけれども、夜になると、谷を隔てて別々に寝ると考えられていました。ですから、この歌の上の句、「あしびきの山鳥の尾のしだり尾の」は、単に「長々し夜」を導き出す序詞の働きだけではなくて、このような山鳥の姿を読者が考えるとき、よりいっそう、作者の孤独な心情が味わい深いものとなってくるはずです。
<序詞>
この歌で作者の言いたいのは、下の句の「長々し夜を独りかも寝む」と言うことです。それでは上の句は、どのような役割を果たしているのでしょうか。これは「長々し夜」を導き出すために置いたものなのです。「長い」という時間を視覚的に、「山鳥の尾のしだり尾」で表現しているのです。
このように、ある語句を導き出すために、その前置きとして用いる七音以上の修飾語を「序詞」と言います。和歌に用いられる形式上の技法です。
<語釈・文法>
あしびきの 山・岩にかかる枕詞。
かも 「か」は疑問の係助詞。「も」も係助詞で、「か」と複合して強い感動を表現する。
・・・
うん、なるほど、言いたいことはほんの少しでも随分と長い言葉を使うんですね。
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