39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

いよいよ終活か?・・・

2020-06-27 22:14:44 | 日記

こんばんは

 

ギターを弾くのをやめてもう一年以上になります

やめたきっかけは神経痛です

両手の親指の付け根が痛くなり、すこし弾いただけで痛みが増して続けられなくなりました

他にもいろいろなところが痛みます

 

今日久しぶりにギターを取り出してチューニングしてみました

ケースを開けると懐かしい木の匂いがプーンとしました

電子チューナーで音を合わせて、6弦から1弦までドレミファと弾いてみましたが3弦の2フレットのところで「あれ?おかしい」

チューナーはちゃんと「A」を表示していますが、耳に聞こえるのは「B」に近い音です

ソラシドと弾いてみてもドシラソと弾いてみても、早く弾いてもゆっくりと弾いてもそこだけ変です

他の音もよくよく聴いてみるとなんとなく変です

チューナーはちゃんと表示していますが、まさかチューナーがおかしいということはないですよね

おかしいのは僕の耳です

もう相当壊れているようです

一部の周波数が聞こえにくくなっているようで倍音の多い音は特に音程がずれてしまうようです

 

最近はこの時間はiPodを音源にしてスピーカーからギターやリュートの曲を流しています

曲はバッハ等のよく知っている曲ばかりです

いつもほとんど同じ曲をかけています

どうしてかというと、隅々までよく知っている曲でないとまともに音楽として聴こえないからです

原因は先ほどの音程が変なところがたくさんあるということ

よく知っている曲なら聴こえている音とリズムから脳が勝手に補正して曲を作り出しているんでしょうね、ある程度はまともに聴こえます

面白いのは曲の途中から聴くと何がなんだか分からなくなります

なんとかしてどの曲のどの部分なのか自分の頭の中の記憶とすり合わせが効くと、そこから少しまともに聴こえ出します

 

ギターというか音楽はもう諦める時が来たようです

ほんの一部ですがまともに聞こえる曲が残っているのでそれは大切にして毎日飽きずに聴いていくこととします

CDもアナログレコードも処分しようかと思っていますが、手間がかかるばかりでほとんど二束三文でしょうね

かと言ってゴミの日に出すのは音楽ファンとしてできない、だいいち忍びない

 

いよいよ終活か?・・・