おはようございます。
空一面雲に覆われたどんよりした朝です。
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１月７日の記事でリュート組曲３番のガボット２小節目の１拍目についてＣとＤがあるということでしたが、もう一つ楽譜がありました。
私が大学生のころ買ったブルーガーのリュートのための作品集です。
この楽譜は、見開きに
「この版は原典にしたがって、現代リュートのために書きなおされたもので、完全な文献評価の裏付けを持った最初の出版物である。」
と書いてあるようにリュート組曲の原典に最も近いものと考えられる。
この楽譜では、問題の個所はどうなっているかと言うと、
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Ｄになっている。
しかも指番号３の指定で間違いとは思えない。
結局、手持ちの楽譜の全調査結果では、
Ｄ：ブルーガー・安部保夫
Ｃ：田部井辰雄・佐々木忠・現代ギター
で３対２である。
どちらが正しいともいえない。
まあ、好みで採用すればいいので、ＣＣＢＢＡＡと下がっていく雰囲気が今のところ好きなのでＣを採用することにしよう。
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このブルーガーの楽譜をよく見てみると、１小節目は小指で５フレット小セーハになっている。
５小節目の３・４拍目もそうなっていて、こんな押さえ方はしたことがないのでわからないが、案外リュート奏者はこんな押さえ方をふつうにしているのかもしれない。
小指のセーハと言えば、ＢＷＶ９９９の１５小節目は小指セーハでないと弾けない部分だ。
小指の関節が固くなったおじさんには永遠に弾けそうにない。
低音のＦをオクターブ上げるか？・・・