いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
それに周辺の話題。
時折、プライベートも少々。

消えた「ぬくもりの果樹園」

2009-06-16 07:13:53 | Weblog
                   《荒地になってしまった、ぬくもりの果樹園》

 中央台鹿島の走熊調整池近くにある「ぬくもりの果樹園」が荒れ放題になっています。
 中央台の住民たちでつくるNPO法人、ぬくもりネット(折笠利一代表)が整備を進め、体験果樹園としてスタートしたのは平成17年6月25日でした。

 この「ぬくもりの果樹園」の名付け親は中央台南小(当時6年生)の伊藤淳史さんで中央台北、中央台南の両小学校の児童1,200人から公募して伊藤さんの案が採用されたものでした。

 当時の植樹式には会員、両校の児童、保護者ら約50人が出席してサクランボ、ネーブルオレンジ、プルーン、梅の木、ブルーベリーなどを皆で協力しながら植えました。
 
 ぬくもりネットでは、毎月第4土曜日を手入れの日と決めて住民とともに果樹園の整備と手入れを行って、果樹の生長と収穫を楽しみにしていたようなのですが数年前から放置状態になってしまいました。
 折角、自然の恵みを住民に体感してもらおうという好企画で誕生した果樹園なのですから、もう一度息を吹き返して欲しいものです。

 私は中央台の住民ではありませんが、用事やジョギングで果樹園の側を通るときには心が和む通過点でしたので、このまま消滅してしまうのは忍びない思いがします。


     本日の催し  6月16日(火)
          かしまアラベスク  10:00~   於・鹿島公民館
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自然の中のかしま幼稚園 | トップ | 安物買いの貴重品 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事