分類 : 歴
いわき市鹿島町を歩こう 67
しゅみごん桜 所在地 : いわき市鹿島町船戸字反町
久保の磨崖仏 (いわき市指定史跡) を境にして、久保と船戸地区が分かれていますが、その磨崖仏の船戸側にしゅみごん桜があります。
二代目桜ともいわれているが、目通り周囲3メートル、枝張り東西23メートル、南北16メートル、樹高約20メートルに達する山桜です。
昔から、この山桜を何故しゅみごん桜と呼ばれているかというと、根本にある岩石に2体の仏像が彫られて祀られているからです。地元では 「しゅみごん様」 と呼んでいて、桜はこの権現のために植樹されたものと解されています。
岩肌に大きく聳え立つ巨木の山桜は正に神木といえます。
しゅみごん様とは、須彌権現(しゅみごんげん)をいい、崇高な高山を意味するようで、それが神として現れた姿を指しています=仏説。
「しゅみごんげん様」 ではなく 「しゅみごん様」 と言われているのは、呼び易さと親しみが込められているからなのでしょう。
根本の岩石に彫られた磨崖仏(岩山に彫られた仏像)ですが、風化が進んでいて写真では白い輪郭のようにしか見えません。
これが須彌権現(しゅみごんげん)さまです。
いわき市鹿島町を歩こう 67
しゅみごん桜 所在地 : いわき市鹿島町船戸字反町
久保の磨崖仏 (いわき市指定史跡) を境にして、久保と船戸地区が分かれていますが、その磨崖仏の船戸側にしゅみごん桜があります。
二代目桜ともいわれているが、目通り周囲3メートル、枝張り東西23メートル、南北16メートル、樹高約20メートルに達する山桜です。
昔から、この山桜を何故しゅみごん桜と呼ばれているかというと、根本にある岩石に2体の仏像が彫られて祀られているからです。地元では 「しゅみごん様」 と呼んでいて、桜はこの権現のために植樹されたものと解されています。
岩肌に大きく聳え立つ巨木の山桜は正に神木といえます。
しゅみごん様とは、須彌権現(しゅみごんげん)をいい、崇高な高山を意味するようで、それが神として現れた姿を指しています=仏説。
「しゅみごんげん様」 ではなく 「しゅみごん様」 と言われているのは、呼び易さと親しみが込められているからなのでしょう。
根本の岩石に彫られた磨崖仏(岩山に彫られた仏像)ですが、風化が進んでいて写真では白い輪郭のようにしか見えません。
これが須彌権現(しゅみごんげん)さまです。