分類 : 歴
いわき市鹿島町を歩こう 55
金光寺 (こんこうじ) 所在地 : いわき市鹿島町久保字西ノ作71
養照山寶蔵院 金光寺
本尊 聖観世音菩薩 (木造立像三尺)
創立 大同元年 (西暦806年)
住職 箱崎亮弘師 (当山96世)
檀家 久保・船戸・その他鹿島地域
元禄年間までは、寺名を長福寺 (元禄16年の過去帳まで) と呼び修行僧もいて石城(磐城)三福寺の一つに数えられて栄えました。
その後、寺名を金光寺 (天保11年の過去帳に記載有り) に変わりました。
《本堂正面》
明治初期には啓蒙小学校 (後に久保小学校と改称) を仮設し、明治13年に下蔵持に小学校が新築され、それに伴う移転が行われて金光寺の教育現場としての歴史は閉じました。
《境内》
境内には磐城三十三所観世音の十六番札所、久保中山観音が祀られ、本堂御本尊聖観音と共に 「観音様のお寺」 として厚い信仰を受けています。
▲磐城三十三所観世音十六番札所については、当ブログの №7 参照。
《金光寺の裏山にある久保横穴墓群》
古墳時代後期の500年から600年にかけて作られたものですが、現在ではこの横穴墓の一部を利用して、両墓制 (又は参り墓) という古い信仰のかたちを保っています。
久保横穴墓群は同じ鹿島町御代の九反田横穴墓群と共に藤原川流域に属し、約20~30基の横穴が傾斜面に作られていますが樹木の根や土砂などに埋もれ、その一部しか確認されていません。
いわき市鹿島町を歩こう 55
金光寺 (こんこうじ) 所在地 : いわき市鹿島町久保字西ノ作71
養照山寶蔵院 金光寺
本尊 聖観世音菩薩 (木造立像三尺)
創立 大同元年 (西暦806年)
住職 箱崎亮弘師 (当山96世)
檀家 久保・船戸・その他鹿島地域
元禄年間までは、寺名を長福寺 (元禄16年の過去帳まで) と呼び修行僧もいて石城(磐城)三福寺の一つに数えられて栄えました。
その後、寺名を金光寺 (天保11年の過去帳に記載有り) に変わりました。
《本堂正面》
明治初期には啓蒙小学校 (後に久保小学校と改称) を仮設し、明治13年に下蔵持に小学校が新築され、それに伴う移転が行われて金光寺の教育現場としての歴史は閉じました。
《境内》
境内には磐城三十三所観世音の十六番札所、久保中山観音が祀られ、本堂御本尊聖観音と共に 「観音様のお寺」 として厚い信仰を受けています。
▲磐城三十三所観世音十六番札所については、当ブログの №7 参照。
《金光寺の裏山にある久保横穴墓群》
古墳時代後期の500年から600年にかけて作られたものですが、現在ではこの横穴墓の一部を利用して、両墓制 (又は参り墓) という古い信仰のかたちを保っています。
久保横穴墓群は同じ鹿島町御代の九反田横穴墓群と共に藤原川流域に属し、約20~30基の横穴が傾斜面に作られていますが樹木の根や土砂などに埋もれ、その一部しか確認されていません。