いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
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愈々、来る時が来たと思う

2009-08-31 06:20:48 | Weblog
                   《鹿島小学校体育館投票所風景》               分類・地行

 今回の第45回衆院選は端的にいうと経済対策など政権担当能力を訴える自民党と、生活重視の政策を訴える民主党の戦いであって、要は政権の維持か交代かを懸ける戦いでした。
 期日前投票では19日から28日までの10日間で、投票者が1,094万4,845人に達し前回2005年の同時期と比較して1・63倍に増えた(総務省発表)ということは、いかに国民が関心を持っていたかが窺われました。

 これまでの政治を決して否定するものではありませんが、大物議員と言われる者が毎夜のように黒塗り(公用車)を高級割烹や一流ホテルに横付けさせて入り浸りしているようでは流石の国民も黙ってはいられなくなります。
 そういうことが出来るということは、単純に考えても議員の歳費が高すぎるのか、企業や業者に頼る裏金が流れ込んでくるルートでもあるのかと勘繰るのが国民の目です。(代議士さん!割烹や料亭に出入りすることは、我々の眼から見ると談合や献金の温床の源と思われていますよ!!)
 政治家として生きる覚悟があるなら先ず身を潔白にして、国民重視の行動をとらなければ駄目ですし、それが基本中の基本です。 釈迦に説法
 これからは旧態依然のことをしていたのでは最早、通用しなくなった時代です。 

 極端に言うと紙コップのコーヒーを飲みながら、又はラーメンを食べながら相手の要望を聞くなり、交渉を受けるなりする姿勢こそが国民の目線から正しいものを見ることに繋がっていくのではないでしょうか。

 選挙期間中、あれほど責任政党としての「責任力」を訴え続けてきた自民党は、皮肉にも国民からその「責任力」の無さを認められたのだから、ここは大いに反省して、今後の与党奪還に奮起して頂きたい。
 
 民主党は少子高齢化対策・農業政策・雇用対策など金銭の掛る政策課題が山積する中で、消費税現状維持を訴え続けてきた上で与党の立場になった訳だから、各大臣のポジションは真の適任者を配してもらいたいと思う。

 自民党の悪しき慣習?だった単に〔派閥のドン〕だからとか、〔当選回数が多いから〕とかを理由に大臣に据えるから、国会質問では答弁に窮し官僚に代弁させるような事態になり結果、陰で官僚に馬鹿にされてきた長い間の経緯を思い起こして役職を与える者も、役職を与えられた者もその重責を命がけで果たして貰いたい。

 愈々、二大政党の幕明けを機会に、国民の一人としてどちらの党に偏るでなく冷静沈着に、これからの政治力を見守っていきたいと思っています。

 
      本日の催し  8月31日(月)    一白 赤口   旧暦7/12

            ◆鹿島ダンス愛好会  19:00~   於・鹿島公民館 

            
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