いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
それに周辺の話題。
時折、プライベートも少々。

人間も驚く!スズメ脅し

2009-08-25 07:03:40 | Weblog
             《田圃に見られるヘビ型スズメ脅し》   分類・農

  風に舞うヘビには圧倒させられる 

 今夏は本格的な暑さを体感しない内に初秋を迎えてしまいました。
 どうやら、気象庁でも梅雨明け宣言をするタイミングを失い、東北地方の北部と南部については梅雨明け発表はしないことになりました。
 東北地方では過去において、2003年にも梅雨明けが発表されなかったことがあります。

 問題は長雨や日照不足による今後の野菜価格の上昇が心配されています。現に、トマト、ニンギン、タマネギなどは平年の2~3割高です。
 一方、葉もの(レタス、白菜、キャベツなど)は比較的に安値で推移しているようです。
 
秋に収穫を迎える「米」は低温と日照不足が続くと受粉が進まず、結果として米不足が心配されます。
 「いわき」では、さほど深刻には至っていないようですが稲の実が入った今は、毎日スズメ追いに頭を悩まされる時期です。
 昔から稲田にスズメを寄せ付けない方法としては、一本足の案山子(かかし)が知られていますが時代と共に、案山子の類も変遷していきカラスの死骸を吊るしたように見せかける黒の布やビニールを使用したり、大きな目玉模様の風船をぶら下げたり、銀色テープを張ったり、時によってはガンガラ(石油缶)を棒で叩いたりしました。
 カーバイトの爆発音でスズメを脅したりもしましたが、最近では騒音の苦情が出るらしく、すっかり鳴りを潜めた格好です。

そこで次なるスズメ撃退法として、この数年の間に登場してきたのが大蛇型のスズメ脅しです=写真。

 実は小生、大のヘビ嫌い(カエルも苦手)で,藁縄が動いただけでも飛び上がるほうですから、本物を見たりなどしたら大変。心臓の鼓動は高鳴り顔面蒼白、足は竦んでしまう性質(たち)なのです。
 まして、写真の大蛇は本物よりも?リアルに出来ていて、しかも僅かの風でも揺れ、道路面を向いているので呑み込まれはしないかと恐怖感さえ覚えます。
 此処を通過する時には、いつも本能的に顔を逸らして足早になります。
 今日は記事(ネタ)のために誰もいないのを確認した上で、意を決してデジカメのシャッターを切りました。 ※もし誰か傍に居て、後ろから押されでもしたら心肺停止の恐れあり。

 今後、何年続くのか?このヘビが現れる時期になると毎年、憂鬱になることは明白です。恐いよ~! 

 
  本日の催し 8月25日(火)  七赤赤口  旧暦7/6

◆第二回伝承郷企画展『写真で綴るむかしのいわき展』
 於・いわき市暮らしの伝承郷(観覧料が必要)

◆鹿島地区地域振興協議会(自然と共生) 19:00~  於・鹿島公民館
コメント
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