毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日からきいていくのは、フィリップ・ピケットとニュー・ロンドン・コンソートによる4曲の管弦楽組曲。1995年に録音されたアルバムには、第1番、第3番、第2番、第4番という順に同組曲が収録されており、今日からこの収録順できいていきます。ニュー・ロンドン・コンソートの編成は、第1ヴァイオリンの2人をのぞくと、すべてパート一人。舞曲(序曲も)は反復記号を完全励行しています。また、ガヴォットなどでは演奏に趣向を凝らし、ガヴォットⅠのくり返し後では弦楽のみに編成を縮小し、逆にダ・カーポ後のガヴォットⅠはくり返し前を縮小しています。

CD : 452 000-2(L'OISEAU-LYRE)

452 000-2

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これからきくのは、リナルド・アレッサンドリーニとラウラ・ポンテコルヴォによるイ長調のフルート・ソナタ(BWV1032)。二人のアルバム「Bach Sonate a cembalo obligato e traversiere solo」(2017年録音)には、2曲のオリジナルと2曲の編曲によるフルート・ソナタが収録されていますが、このBWV1032はもちろんオリジナルのほうです。使用楽器は、フルートがビュッファルダン子にもとづくジョヴァンニ・タルディーノの2017年製、チェンバロがヨーハン・ダニエル・ドゥルケンにもとづコルネリユス・ボムの1984年製。ポンテコルヴォのフルートは、イタリア人が好きな野太い声(褒めことば)のような音色で、そのやさしい響きは音楽の軽妙さとあいまって、とても楽しめます。

CD : A 453(ARCANA)

A 453

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リナルド・アレッサンドリーニとラウラ・ポンテコルヴォによるフルート・ソナタ。フルート・ソナタとはいっても、すべてがオリジナルのフルート・ソナタというわけではなく、これからきくホ短調のソナタはオリジナルのBWV1034ではなく、オルガンのためのBWV526を編曲(原曲はハ短調)したものです。使用楽器はこれまでと同じで、ポンテコルヴォのフルートはビュッファルダン子にもとづくジョヴァンニ・タルディーノの2017年製、アレッサンドリーニのチェンバロはヨーハン・ダニエル・ドゥルケンにもとづくコルネリユス・ボムの1984年製。録音は2017年です。

CD : A 453(ARCANA)

A 453

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昨日からききはじめた、リナルド・アレッサンドリーニとラウラ・ポンテコルヴォによる「Bach Sonate a cembalo obligato e traversiere solo」。今日これからきくのはト長調のフルート・ソナタ(BWV1019)ですが、これはオリジナルのフルート・ソナタではなく、同調のヴァイオリン・ソナタを編曲したものです。使用楽器は、ポンテコルヴォがジョヴァンニ・タルディーノの2017年製のフルート(ビュッファルダン子にもとづく)、アレッサンドリーニがコルネリユス・ボムの1984年製のチェンバロ(ヨーハン・ダニエル・ドゥルケンにもとづく)。二人の伸びやかな演奏は、朝のひとときにもぴったりで、とても楽しめます。録音は2017年です。

CD : A 453(ARCANA)

A 453

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今日からきいていくのは、リナルド・アレッサンドリーニとラウラ・ポンテコルヴォによる「Bach Sonate a cembalo obligato e traversiere solo」です。表題どおり、このアルバムは「オブリガート・チェンバロとフルートのためのソナタ集」なのですが、オリジナルのフルート・ソナタの収録曲はロ短調(BWV1030)とイ長調(BWV1032)と2曲のみ。ほかは、ト長調のヴァイオリン・ソナタ(BWV1019)とオルガンのためのハ短調のソナタ(BWV526)からの編曲というめずらしい選曲です。これからきくのは、アルバム第1曲のロ短調のソナタ。使用楽器は、チェンバロがコルネリユス・ボムの1984年製(ヨーハン・ダニエル・ドゥルケン)、フルートがジョヴァンニ・タルディーノの2017年製(ビュッファルダン子)です。

CD : A 453(ARCANA)

A 453

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先週からきいている今村泰典の「Complete Works for Lute」。今日きくのはアルバムののこる1曲、ト短調のリュート組曲(BWV995)です。リュートでホ短調のリュート組曲。使用楽器は、ホセ・ミゲル・モレーノによる14コースのバロック・リュート(2011年製)。録音は2016年です。

ところで、このアルバムにはこの組曲のあと、マタイ、ヨハネの両受難曲から、リュートをオブリガート楽器とするバスのためのレチタティーヴォ、アリア(歌唱はドニミク・ヴェルナー)が各1曲収録されています。これがじつに渋く美しく、これだけでもきく価値があります。

CD : 8.573936-37(NAXOS)

8.573936-37

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三位一体節後第15日曜日にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)による「全地よ、神にむかいて歓呼せよ」です。このBWV51は、ソプラノとトランペットがフィーチャーされた、じつに華麗なカンタータ。おそらく1730年9月17日に初演されたとみられています。華麗なほうばかりに目がいきがちですが、しみじみとした第5曲も忘れられない美しさがあります。この録音(2005年)で歌うのは、キャロリン・サンプソン、トランペットは島田俊雄。BCJの編成は、第1、第2ヴァイオリンがともに3、ヴィオラが2、通奏低音(チェロ、コントラバス、ファゴット、チェンバロ、オルガン)が5です。

CD : BIS-SACD-1471(BIS Records)

BIS-SACD-1471

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これからきくのは、今村泰典のリュートでホ短調のリュート組曲(BWV996)。このリュート組曲は、「Complete Works for Lute」というアルバム(のCD2)に収録されたもので、2016年の録音です。使用楽器は、ヘンドリク・ハーゼンフスによる13コースのバロックリュート(2012年製)です。

CD : 8.573936-37(NAXOS)

8.573936-37

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これからきくのは、「リュートまたはチェンバロのための」プレリュード、フーガとアレグロ。このBWV998を今週これまでとこれまでと同じく今村泰典のリュートで楽しみますが、楽器はこれまでのホセ・ミゲル・モレーノ2010年製とかわり、同じモレーノですが14コースの2011年製のバロック・リュートです。録音については同じで、2015年です。

CD : 8.573936-37(NAXOS)

8.573936-37

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台風一過と思えば地震、と災害が続いています。心配ごとがつきることはありませんが、今日もいつものようにバッハをきいていきます。今週きいているのは、今村泰典の「Complete Works for Lute」で、これからきくのは収録順どおりト短調のフーガ(BWV1000)です。使用楽器は、ホセ・ミゲル・モレーノによる2010年製の13コースのリュート。録音は2015年です。

CD : 8.573936-37(NAXOS)

8.573936-37

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今日これからきくのは、リュートのためのプレリュード(BWV999)。弾くのは、一昨日、昨日と同じく今村泰典で、使用楽器は13コースのリュート(ホセ・ミゲル・モレーノによる2010年製)です。このあと、フーガ(BWV1000)をプレリュードとフーガとして続けてきいてもよいのですが、調性(ハ短調とト短調)もちがいますし、フーガは明日ということにします。録音は2015年です。

CD : 8.573936-37(NAXOS)

8.573936-37

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昨日からききはじめた今村泰典の「Complete Works for Lute」、今日これからきくのは収録順どおりハ短調のリュート組曲(BWV997)です。今村は、1953年生まれの撥弦楽器奏者。佐藤豊彦、オイゲン・ミュラー・ドンボワ、ホプキンソン・スミスに学び、さまざまなアンサンブルで通奏低音奏者をつとめています。独奏者としても、きいているアルバムと同じ曲を1990年と1991年に録音(ETCETERA)しています。また、アルバムでは3挺のリュートを弾きわけており、BWV997は昨日きいたBWV1006aと同じ楽器で、ホセ・ミゲル・モレーノによる13コースのリュート(2010年製)を使用しています。録音は2015年です。

CD : 8.573936-37(NAXOS)

8.573936-37

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今週きいていくのは、リュート奏者、今村泰典の「Complete Works for Lute」です。このアルバムには、BWV1006a、BWV997、BWV999、BWV1000、BWV998(以上CD1)、BWV996、BWV995(以上CD2)が収録されており、今日のBWV1006aから前記の収録順できいていく予定。BWV1006aは番号からもわかるように、無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番(BWV1006)を原曲とするリュート用編曲で、バッハの自筆譜で伝承されています(ただし楽器については異論あり)。この曲での使用楽器は、ホセ・ミゲル・モレーノによる13コースのリュート(2010年製)。録音は2015年です。

CD : 8.573936-37(NAXOS)

8.573936-37

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三位一体節後第14日曜日にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)による「汝の怒りによりてわが肉体には全きところなく」です。このBWV25は、1723年8月29日に初演された、全6曲からなるカンタータ。BCJの編成は、合唱が17人、管弦楽が22人。独唱者は、野々下由香里、ゲルト・テュルクと、合唱も歌うペーター・コーイの3人です。録音は1999年。

CD : BIS-CD-1041(BIS Records)

BIS-CD-1041

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これからきくのは、サラ・サンタンブロジオの無伴奏チェロ組曲第6番(Sebastian Records 246)。奇数番号を収録したアルバム(2009年発売)と偶数番号を収録したアルバム(2011年発売)では、長いフレーズによる演奏ということはほとんどかわりなく、エロイカ・トリオでの活動の延長線上のバッハという感じです(録音状態は後者のほうが鮮明です)。

Sebastian Records 246

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