今日からきいていくのは、フィリップ・ピケットとニュー・ロンドン・コンソートによる4曲の管弦楽組曲。1995年に録音されたアルバムには、第1番、第3番、第2番、第4番という順に同組曲が収録されており、今日からこの収録順できいていきます。ニュー・ロンドン・コンソートの編成は、第1ヴァイオリンの2人をのぞくと、すべてパート一人。舞曲(序曲も)は反復記号を完全励行しています。また、ガヴォットなどでは演奏に趣向を凝らし、ガヴォットⅠのくり返し後では弦楽のみに編成を縮小し、逆にダ・カーポ後のガヴォットⅠはくり返し前を縮小しています。
CD : 452 000-2(L'OISEAU-LYRE)