一昨日と昨日、セミの鳴き声があまりしないといっていたら、セミの死骸を発見。オスのセミだったので、そう遠くないところで連日鳴いていたのでしょうが、耳にした感じはほとんどありせん。あまりの暑さに、元気なく鳴いていたということでもないでしょうが。さて、月曜日からきいてきたキャロル・セラシによる「イギリス組曲」、これからきくのは最後の第6番です。このBWV811のプレリュードは、第37小節のアダージョまでの「ファンタジー風の導入部」(『バッハ事典』)と第38小節からのアレグロが好対照で、「それ自体が『プレリュードとフーガ』に近い構成」(『同』)です。
CD : METCD1078(Metronome Recordings)