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毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




コープマンたちの演奏できく「永遠の愛の憐れみ満てる心」は、三位一体節後第4日曜日のためのカンタータで、1715年7月14日に初演されました。このBWV185の構成は、二重唱にはじまり、レチタティーヴォ、アリア、レチタティーヴォ、アリア、と続きコラールでしめるというもので、楽器編成は弦と通奏低音にオーボエ。室内楽的な親密さが魅力のカンタータです。

CD : WPCS-4715/7(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-4715/7

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一昨日と昨日、セミの鳴き声があまりしないといっていたら、セミの死骸を発見。オスのセミだったので、そう遠くないところで連日鳴いていたのでしょうが、耳にした感じはほとんどありせん。あまりの暑さに、元気なく鳴いていたということでもないでしょうが。さて、月曜日からきいてきたキャロル・セラシによる「イギリス組曲」、これからきくのは最後の第6番です。このBWV811のプレリュードは、第37小節のアダージョまでの「ファンタジー風の導入部」(『バッハ事典』)と第38小節からのアレグロが好対照で、「それ自体が『プレリュードとフーガ』に近い構成」(『同』)です。

CD : METCD1078(Metronome Recordings)

METCD1078

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昨日ちらっとだけ鳴いたセミですが、今日はまだ鳴き声はきこえてきません。うるさくなくてよいでのですが、なければないで気になってしまいます。梅雨明けが早くて、セミもまにあってないのかもしれません。さて、月曜日から番号順にきいているキャロル・セラシによる「イギリス組曲」、これからきくのはホ短調の第5番です。このBWV810は昨日きいた快活な第4番とは対照的で、プレリュードなども華麗でありながら厳粛な響きに満ちています。

CD : METCD1078(Metronome Recordings)

METCD1078

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早くに梅雨が明け、暑い日が続いているのに、なにかが足らないと思う日々。今日はじめてセミの声をきき、足らなかったのはこれだと気づきました。さきほど少数で一瞬だけ鳴いていただけですが、これからはまた盛大に鳴き暮らし、暑さに拍車をかけてくれることになるのでしょう。さて、キャロル・セラシのチェンバロできいている「イギリス組曲」、これからきくのはヘ長調の第4番です。このBWV809は、プレリュードをはじめとする明朗で快活な曲が多く、長調らしい魅力が横溢していて楽しめます。

CD : METCD1078(Metronome Recordings)

METCD1078

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昨夜から今朝まで、この時期らしくない涼風が吹いていました。今朝までほどではありませんが、いまも風があって、日中でもすごしやすくなっています。さて、月曜日からきいているキャロル・セラシによる「イギリス組曲」、ブランシェ-タスカンのオリジナル楽器の響きを堪能しています。第1番から順にきいているので、これからきくのはト短調の第3番です。このBWV808のサラバンドとその装飾はきわめて美しく、ストコフスキーの編曲も生んでいます。

CD : METCD1078(Metronome Recordings)

METCD1078

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梅雨明けしてからは毎日が猛暑。ちょっとした雨がほしいところですが、なかなか降ってくれません。被害がでるような豪雨はこまりますが、夕立のような一雨ぐらいは降ってほしいものです。さて、昨日からききはじめたキャロル・セラシによる「イギリス組曲」、番号どおり今日きくのはイ短調の第2番(BWV807)です。これからしばし、セラシの奏でるオリジナル・チェンバロの響きに、身をゆだねたいと思います。

CD : METCD1078(Metronome Recordings)

METCD1078

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先々週、先週と、ピアノによるバッハをきいていました。だからというわけではなのですが、今週はオリジナルのチェンバロによるバッハで楽しみたいと思います。きくのはキャロル・セラシによる「イギリス組曲」で、今日はまずBWV806をきき、明日からも番号順(CDの収録順でも)にきいていきます。セラシの楽器は、フランソワ・エティエンヌ・ブランシェ2世が製作(1757年)し、パスカル・タスカンが修復・拡張(1778年)したチェンバロで、師でもあるケネス・ギルバートから貸しだされたものです。

CD : METCD1078(Metronome Recordings)

METCD1078

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これからきくのは、三位一体節後第3日曜日のためのカンタータ「わがうちに憂いは満ちぬ」です。このBWV21は2部からなる大作で、初演はヴァイマール時代の1714年(自筆譜の作曲年)6月17日とみられています。ただし、クリストフ・ヴォルフによると「ほとんどの楽章は、この作品の、一七一四年六月一七日より前に書かれた、作曲年月日が断定できない版に関係している」(『ヨハン・ゼバスティアン・バッハ 学識ある音楽家』)ということです。演奏は、先週に続き、ガーディナーたちによるものです。

CD : SDG 165(SDG)

SDG 165

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2週間にわたってきいてきたピアノによるバッハ、これからきくのは番外編で、キース・ジャレットによるBWV893です。なにが番外かというと、1990年に録音した「平均律クラヴィーア曲集」第2巻(ECM Records ECM 1433/34)の楽器が、ピアノではなくチェンバロであることです。チェンバロは高橋辰郎によるイタリアン・ジャーマンの二段鍵盤の楽器。ジャレットが録音した、「ゴルトベルク」や「フランス組曲」のCDでも、高橋のチェンバロが使用されています。

ECM 1362/63

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先週からきいているピアノによるバッハ、これからきくのはダヴィド・ビスムートの「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」です。ビスムートは、1975年生まれのフランスの奏者で、このBWV639は「Bachianas & Transcriptions」と題された、2008年録音のCD(Ame SON ASCP 0815)に収録されています。なお、ビスムートのBWV639は、ヴィルヘルム・ケンプ編曲版によっています(シモーヌ・ディナースタインとエドナ・スターンのはフェルッチョ・ブゾーニ編曲版)。

ASCP 0815

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ピアノによるバッハ、これからきくのはキース・ジャレットのBWV849です。ジャレットは、1945年生まれのアメリカの奏者。あらためていうまでもなくジャズの巨匠ですが、クラシックの分野でも、バッハやモーツァルトなど多数の録音があります。「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」は1987年の録音(ECM Records ECM 1362/63)。(非クラシック系の音楽家らしくというか)楽譜にきまじめにむきあった演奏で、恣意的な解釈もありません。したがって、ジャズ的な遊びを期待すると、おもしろくないと感じることになります。

ECM 1362/63

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ピアノによるバッハ、今日はエドナ・スターンの「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」(ブゾーニ編)です。スターンは、1977年生まれのベルギーの奏者。「エドナ・スターン『シャコンヌ』」で紹介したとおり、フォルテピアノも弾きます。これからきくBWV639は、「Nun Komm' der Heiden Heiland」と題されたCDに収録(Zig Zag Territoires ZZT090104)。昨日きいたシモーヌ・ディナースタインの演奏とくらべると、1分ほど速い演奏です。

ZZT090104

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雨が降ったあと梅雨前線が南下したため、乾燥した空気におおわれ、昨夜は梅雨時期とは思えないほど爽快でした。気温も下がり、風も冷ややかで、ちょっと秋口を思わせるほど。ついつい、夜更かしをしてしまいました。さて、ピアノによるバッハ、これからきくのはシモーヌ・ディナースタインの「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」です。このBWV639は、ディナースタインの「A Strange Beauty」(Sony Music 88697727282)と題されたCDに収録されたもので、フェルッチョ・ブゾーニによる編曲版です。ディナースタインは、1972年生まれのアメリカの奏者。なんでも、最近はバッハのカンタータにハマっているのだそうです(「TSO meets Artist」でのインタビュー)。だれの演奏をきいているのでしょう。

88697727282

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ピアノによるバッハ、今週もひき続ききいていきます。これからきくのはマルティン・シュタットフェルトのBWV849(「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」第4番)。シュタットフェルトは1980年生まれのドイツの奏者で、その録音キャリアは「ゴールドベルク変奏曲」にはじまっています。「平均律」の第1巻を収録したCDからBWV849を選んだのは、先日きいたエレーヌ・グリモーとの比較のため。バッハははじめての録音だったグリモーとくらべ、録音活動の半分がバッハというシュタットフェルトは、どんなバッハをきかせてくれるのでしょうか。

88697375732

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これからきく「もろもろの天は神の栄光を語り」は、三位一体節後第2日曜日のためのカンタータ。このBWV76は2部にわたる全14曲の力作で、初演は1723年6月6日です。これはバッハのトーマス・カントル就任後、聖トーマス教会でのはじめてのカンタータ上演にあたります。演奏は、ダイナミックなガーディナーたちによるものです。

CD : SDG 165(SDG)

SDG 165

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