毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日のバッハはファーイウスの全集第5巻にもどり、「現在では偽作と見る人が多い」(『バッハ事典』)という「ファンタジー ト長調 BWV571」をききます。3部分からなるこのBWV571は、ある資料では「コンチェルト」と題されているとのこと(『同』)。たしかに、急緩急の形式で、協奏曲を思いおこさせます。

CD : BIS-CD-379/80(BIS Records)

BIS-CD-379/80

コメント ( 0 )




今日はひさしぶりとなる深夜の投稿です。仕事の手を休めて何をきこうかと考えていたら、そういえばこのところオルガン作品ばかりだと気づきました。そこで今夜はオルガン作品以外ということにし、これまたひさしぶりのブランデンブルクの第1番(2度目)をきくことにしました。

今回選んだ演奏は、若いアンサンブル、スイス・バロック・ソロイスツ。2004年に発足したアンサンブルで、音楽監督アンドレアス・ガベッタは1976年生れです。メンバーも30代が中心のようで、その演奏はノリもよく颯爽としています。ただし、コクのようなものはものたらなかった印象も。

CD : 8.557755-56(NAOXS)

8.557755-56

コメント ( 0 )




今日もよい天気の京都。すんだ青空を眺めながらコーヒーで一服し、これからバッハをきいてから仕事です。今日きくのは、昨日と同じファーイウスのCD(全集の第5巻)から、初期の作品「ファンタジー ハ長調 BWV570」。

CD : BIS-CD-379/80(BIS Records)

BIS-CD-379/80

コメント ( 0 )




最近、机の上にはCDの小山ができています。山の大部分は、このところきいているファーイウスのCD。今日はそんな山積みされたCDのひとつ、第5巻に収録された「プレリュード イ短調 BWV569」をきき、仕事をはじめることにしようと思います。これからきくBWV569は「初期の習作」(『バッハ事典』)とされる作品で、ちょっと単調な感じがする作品だったような。

CD : BIS-CD-379/80(BIS Records)

BIS-CD-379/80

コメント ( 4 )




降誕節が近くなると思いだすのが、マクリーシュとガブリエリ・コンソート&プイヤーズによる標記のCD(ポリドール POCA-1085)。このCDの特徴は、「1620年頃、(ローマの)サンタ・マリア・マッジョーレで挙行されたであろう」ミサの再構成という副題が示しているように、降誕日第3ミサの式次第にそい、典礼音楽が再現されているところ。「私的CD評」の「1595年、ヴェネツィア総督の戴冠を祝するミサの再現を聴く」で紹介された「A Venezian Coronation 1595」と同じ趣旨のCDです。

マクリーシュたちによる「ローマのクリスマス」では、通常文はパレストリーナのミサ「今日キリストは生まれたまいぬ」が歌われ、固有文は朗唱やグレゴリオ聖歌で歌われます。また、グラドゥアーレやカノンなどは器楽曲とモテトゥスに替えられ、ほんらいあるべき使徒書と福音書の朗唱は省かれています。とりあげられた作曲家は、ジョスカン、パレストリーナ、ビクトリア、フレスコバルディと多彩で、演奏も無伴奏の合唱から、通奏低音付のモテトゥスまで、こちらも多彩です。

ところで、この「ローマのクリスマス」には姉妹盤があり、それは同時代のルター派ミサの再構成した「プレトリウス:クリスマス・ミサ」。時間があればその「プレトリウス:クリスマス・ミサ」と、バッハのライプツィヒでの顕現節のミサを再構成した「BACH EPIPHANY MASS」を紹介する予定です。どのCDも、ミサ曲、モテトゥス、カンタータや器楽曲が、礼拝のなかでどのように響き、機能していたかがよくわかるもので、「こうであったであろう」雰囲気をよく伝えてくれます。

POCA-1085

コメント ( 0 )




今日は待降節第3日曜日。先週の待降節第2日曜日と同じで、この日のためのカンタータは残されていません。ということで、今日は『オルガン小曲集』のなかから、待降節のためのオルガン・コラール「全能の神に讃美あれ」を、ヴァインベルガーのオルガンできくことにします。

CD : 999652-2(cpo)

999652-2

コメント ( 0 )




今日も12月とは思えない暖かい天候。明日は雨のようですが、いまはそれがまったく予想できない晴天です。これからきくのは、そんな気持ちのよい天気にふさわしい「プレリュード ト長調 BWV568」。「リューネブルクないしはアルンシュタット」(『バッハ事典』)に成立した、若いバッハの作品(偽作説も)とされる晴朗な小品です。これをファーイウスのオルガンで楽しみます。

CD : BIS-CD-439/40(BIS Records)

BIS-CD-439/40

コメント ( 0 )




今日も朝から暖かくよい天気。こんな日にはふらふら散策したいところですが、仕事もあるのでそうもいきません。早朝から続けている仕事は、まだまだ残量のほうが多いのですが、このへんでバッハをききながら一休みすることにします。きくのは、待降節のためのオルガン・コラール「主キリスト、神の独り子」(『オルガン小曲集』)。演奏は、ヴァインベルガーです。

CD : 999652-2(cpo)

999652-2

コメント ( 2 )




「ライプツィヒにおけるオルガン用《トリオ・ソナタ》BWV525~530の創作過程から生れたと思われる」(『バッハ事典』)トリオ。このBWV583はアダージョだけの単一楽章で、バッハというよりクープランを思わせる作品です。一昨日の「トリオ ハ短調 BWV585」に続き、ファーイウスのオルガンでききます。

CD : BIS-CD-439/40(BIS Records)

BIS-CD-439/40

コメント ( 0 )




12月10日はケーテン侯レーオポルトの誕生日。バッハは敬愛する主人であったケーテン侯のために、誕生日祝賀用のカンタータをいくつか作曲しました。今日はそのなかから、「いとも尊きレーオポルト殿下よ」をきいてみたいと思います。この合唱のない、ソプラノとバス歌手のみのBWV173aを、ラーション、メルテンス、そしてコープマンとアムステルダム・バロック管弦楽団の演奏で楽しむことにします。

CD : WPCS-10344/6(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-10344/6

コメント ( 0 )




仕事の手を休めて外にでてみると、雨。ただ、さほど冷たい雨ではなく、思ったより寒くはありません。ひとしきり外の空気を吸って部屋にもどり、いまはコーヒーで一服しているところです。さて、今日きくバッハは、他者の編曲作品。原曲はバッハと同時代のファッシュのトリオ・ソナタで、このBWV585をファーイウスの演奏できくことにします。

CD : BIS-CD-329/30(BIS Records)

BIS-CD-329/30

コメント ( 0 )




午前中の晴天から、午後になると薄暗い曇天になり、天気は予報どおりの下り坂です。これから外出なのですが、早めに帰宅するほうが安心な空模様になってきました。さて、今日のバッハは、一昨日に続き、待降節のためのオルガン・コラールをきくことにします。きくのは「神よ、汝の慈しみによりて」(『オルガン小曲集』)。演奏は、ヴァインベルガーです。

CD : 999652-2(cpo)

999652-2

コメント ( 0 )




今日は待降節第2日曜日。これまでなら、教会暦にあわせてこの日のためのカンタータをきくところなのですが、そのカンタータは残されていません。そこで今日は、先日からきいている一連の用途不明のカンタータのひとつ、「讃美と栄光、至高の善なる者にあれ」をかわりにきくことにします。

このBWV117は、J.J.シュッツによるコラールの全節を歌詞とした、いわゆる全詩節コラール・カンタータで、「ごく一般的な讃美と感謝の歌であるため、複数の用途が想定されていたとも考えられる」(『バッハ事典』)とのこと。この喜ばしい気分のカンタータを、今日はガーディナーたちの演奏でききます。

CD : SDG 107(SDG)

SDG 107

コメント ( 0 )




激しい雷雨だった昨日の朝から一転、今日は朝からすっきりした晴天です。早朝からの一仕事をおえ、さきほどまで外にでて休憩していたのですが、とても気持ちのよい天気です。いまの時間は寒さもやわらぎ、空気も澄んでいて、晩秋の青空のようでした。

さて、今日のバッハは、待降節にふさわしく、オルガン・コラール「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」(『オルガン小曲集』)をききます。演奏は、今年の受難節から復活節にかけて、『オルガン小曲集』から何曲かきいていた、ヴァインベルガーのオルガンです。

CD : 999652-2(cpo)

999652-2

コメント ( 0 )




「キリストの降誕を祝う、牧人たちの音楽をイメージした」(『バッハ事典』)というパストラーレ。ちょっと気が早すぎですが、待降節にはいったことだし、夕食休憩中のいまの気分にパストラーレはぴったりです。4楽章のなかでは、第2楽章がお気に入り。また、ハ短調の第3楽章も美しく、ヴィヴァルディの緩徐楽章を思わせます。演奏は、ファーイウスによるオルガンです。

CD : BIS-CD-343/44(BIS Records)

BIS-CD-343/44

コメント ( 0 )



« 前ページ 次ページ »