三位一体節後第21日曜日にきくのは、カール・リヒターたちによる「深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる」(ARCHIV PRODUKTION 439 394-2)です。このBWV38は1724年10月29日の初演された、いわゆるコラール・カンタータ(全6曲)。したがって、第1曲と第6曲は、マルティン・ルターの同名コラール(詩編130にもとづく)の第1節と第5節を歌詞としています。リヒターたちの録音は1977/78年で、管弦楽と合唱はミュンヘン・バッハ管弦楽団、同合唱団。独唱者はエディト・マティス、トゥルデリーゼ・シュミット、ペーター・シュライヤー、ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウです。