これからきくのは、ロレンツォ・ギエルミとラ・ディヴィナ・アルモニアによる、フルート、ヴァイオリン、チェンバロのための協奏曲です。同じ編成の協奏曲としては、ブランデンブルク協奏曲第5番(BWV1050)がありますが、ここできくのはBWV1044のほうです。独奏者は、フルートがジャン・デ・ウィネ、ヴァイオリンが平崎真弓、チェンバロがギエルミ。ラ・ディヴィナ・アルモニアは6人で編成されており、ヴァイオリンには益田弥生の名も。ギエルミたちの演奏からは、突出した個性は感じられませんが、とても質の高いもので楽しめます。録音は2015年です。
CD : Passacaille 1019(Passacaille)