今週きいてきたのは、オーケストラ・オブ・ジ・エイジ・オブ・エンライトゥンメント(OAE)による「ブランデンブルク協奏曲集」(1987年と1988年)。CDの収録順でもある番号順にきいてきたので、これから楽しむのは同協奏曲の第6番(BWV1051)です。この第6番でのOAEのリーダーは、ヴィオラのモニカ・ハゲット。アンサンブルのほかのメンバーは、もう一人のヴィオラがパヴロ・ベズノシウク、ヴィオラ・ダ・ガンバがサラ・カニンハムとリチャード・キャンベル、チェロがリチャード・タニクリフ、ヴィオローネがウィリアム・ハント、チェンバロがジョン・トールです。OAEの演奏はきわだつ個性はないものの、いききとし、高いレベルでまとまった自発的なアンサンブルがききどころでしょう。
CD : 7243 5 61552 2 0(Virgin classics)