今週きいてきたウィリアム・スキーンの「The Six Cello Suites of J.S. Bach」、のこるは1曲は無伴奏チェロ組曲第6番(BWV1012)です。録音は2020年。使用楽器はこれまできいた5曲とはちがい、この第6番のみ、無銘のイタリア製(1680年代)の5弦チェロ(ヴィオロンチェロ・ピッコロ)です。弓はこれまでと同じく、1720年代のそれをモデルにした、ルイ・ベギャン製(2010年)です。なお、スキーンには第6番のガヴォット(2011年投稿)とプレリュード(2021年投稿)の動画(Youtubeのチャンネル「Voices of Music」)があります。動画はCDの録音と同一楽器とみられる5弦チェロでの演奏で、チャンネル内で「BWV 1012」と検索すれば上位2件に表示されます。
CD : FR-758(Reference Recordings)