先週からききはじめたオッターヴィオ・ダントーネによる「平均律クラヴィーア曲集」。これまで、第1巻にしろ、第2巻にしろ、バッハのオリジナルの配列どおり(つまり音階順)にきいていましたが、ダントーネの録音をきくにあたっては、ベーラ・バルトークが校訂した楽譜の配列順できいています。そのため、第1巻第2番(BWV847)のプレリュードとフーガも、バルトーク版では第1巻の第7曲にあたるため、今日きくということになります。なお、ダントーネの使用楽器は、エティンヌ・ブランシェ(1733年製)によるオリヴィエ・ファディーニ製作のチェンバロ、調律はヴェルクマイスターの第3調律法、ピッチはA=415Hzです。
CD : 47654-2(ARTS)