今週きいてきたのは、アメリカのオルガン奏者、クリストファー・フーリハンの「Christopher Houlihan Play Bach」(Azica Records ACD-71314)。このCD(2014年録音)には6曲のオルガン曲が収録されており、その収録順どおりに楽しんできて、これからきくのはパッサカリアとフーガです。これまできいた曲でも、随所に即興的な装飾を入れていたフーリハンなのでやはりというか、入れどころのフーガのおわりまぎわのフェルマータ後に、みじかく装飾をいれています。なお、使用楽器は、オースティン・オルガンズ社建造(1971/2013年)のトリニティ・カレッジのオルガンです。