毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日と明日きくのは、マルシアス・バロックの「Dieupart & Bach 」(2023年録音)です。マルシアス・バロックはこのアルバムがデビューCDとなる古楽アンサンブル。2019年のコンクール参加を機に、パウラ・ピン(リコーダー)、マリア・カラスコ・ヒル(ヴァイオリン)、コンスタンツェ・ヴァイドシュ (チェロとヴィオラ・ダ・ガンバ)、サラ・ジョンソン・ウイドブロ(チェンバロ)の4名で結成。アルバムは表題どおり、バッハとシャルル(フランソワ)・デュパールの組曲の関連性がテーマ。アルバム前半にデュパールの組曲、後半にバッハの組曲が収録されています

今日これからきくのはイギリス組曲第2番(BWV807)で、アンサンブル編曲はマルシアス・バロックとレオナルト・シクがおこなっています。編曲にあたってはイ短調からハ短調に移調されており、ほかにもいろいろと実験的な試みもされいます。この組曲第2番では前半のデュパールとのつまがりを明瞭にするため、原曲のプレリュードを「フランス様式による序曲」(BWV831)の序曲と入れ替える、だいたんな試みがなされています。なお、アルバム録音にはシモン・リンネア(アーチリュート)がゲストとして参加しています。

CD : GWK 162(gwk records)

GWK 162

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