今週ここまできいてきた、フローリアン・ドイター、モニカ・ワイスマン、そしてアルモニ・ユニヴェルセルの「Johann sebastian bach: Violin Concertos」(2022年録音)。のこる1曲は、これからきく2つのヴァイオリンのための協奏曲(BWV1060R)です。この協奏曲は2台のチェンバロのための協奏曲第1番(BWV1060)から再構成(復元)したもの。再構成版だとオーボエとヴァイオリン用が人気がありますが、ここでは2つのヴァイオリン用が採用されています(同再構成には、アンドルー・マンゼとレイチェル・ポッジャーのものも)。独奏はドイターとワイスマンで、みずみずしい演奏を楽しめます。
CD : ACC 24403(ACCENT)