三位一体節後第17日曜日にきくのは、ジョン・エリオット・ガーディナーたちによる「ああ、愛しきキリストの徒よ、雄々しかれ」。このBWV114は、1724年10月1日に初演された、全7曲からなるいわゆるコラール・カンタータです。原コラールは、ヨハネス・ギーガスの同名コラールで、第1節が第1曲、第3節が第4曲、第5節が第7曲にもちいられています。「湧き起こる活発な序奏」(『バッハ事典』)にはじまる第1曲(コラール合唱)は、ガーディナーたちらしく、じつにいきいきと演奏されています。
CD : SDG 159(SDG)