顕現節後第3日曜日にきくのは、ジョン・エリオット・ガーディナーたちによる「すべてはただ神の御心のままに」です。このBWV72は、1726年1月27日に初演された全6曲からなるカンタータ。第1曲は峻厳な合唱曲で、オーケストラのすべるような導入から、モンテヴェルディ合唱団のひきしまった歌がわきあがります。独唱者は、ジョアン・ラン、サラ・ミンガルド、スティーヴン・ヴァーコー。オーケストラは、イングリッシュ・バロック・ソロイスツで、録音は2000年です。なお、第1曲は、のちにト短調ミサ曲(第2曲のグローリア)に転用されました。
CD : 463 582-2(ARCHIV PRODUKTION)