三位一体節後第14日曜日にきくのは、カール・リヒターたちによる「イエスよ、汝はわが魂を」(ARCHIV PRODUKTION 439 387-2)です。このカンタータは、ヨーハン・リストの同名コラールにもとづく、いわゆるコラール・カンタータ(1724年9月10日初演)。全7曲中では晴朗な二重唱(第2曲)がひときわ人気があり、ここで節度をもって歌っているのは、ウルズラ・ブッケルとヘルタ・テッパーです。ほかの独唱者は、ジョン・ファン・ケステレン、キート・エンゲン。管弦楽と合唱はいつものようにミュンヘン・バッハ管弦楽団(独奏者はアンスバッハ・バッハ週間の出演者)、同合唱団です。1961年7月の録音です。