アジアと小松

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小松基地問題研究会

20240802 PFAS関係愚弄返信+0808 再愚弄返信

2024年08月10日 | 小松基地水環境問題
20240802 PFAS関係愚弄返信+0808再愚弄返信

 7/23の石川県環境政策課宛の要請(質問)に、8月2日、下記の回答があった。

 7月23日付け当課あて文書でお問い合わせのあった件についてお答えいたします。
第1、第4に関して、
 小松市が行った水質調査において浮柳町墓場横水路で暫定指針値を超える値が検出された件については、市が本年度中に再調査を実施すると聞いております。
第2、第3に関して、
 令和5年10月に防衛省が発表した泡消火剤等の処理等については、防衛省が令和6年度末を目標に、廃棄物処理法に従って、水槽水の処理を進めていると聞いております。


 不誠実で愚弄する回答に、再要請(質問)のやむなきに至った。
石川県 生活環境部 環境政策課さま
 下記の「回答」(2024/8/2着信)を受けとりましたが、「回答」は私の要請(質問)に答えていません。再度下記のとおり質問しますので、誠意ある回答をお願いします。
 ①「石川県としても、PFASに関する現場調査」をおこなうよう要請しましたが、無回答です。石川県として基地内に入って、調査するのか、しないのか、はっきりさせてください
 ②「(小松基地内での)泡洗浄剤などの使用状況について調査」をおこなうよう要請しましたが、無回答です。石川県として基地内に入って、調査するのか、しないのか、はっきりさせてください。
 ③「泡消火剤使用後の無害化のための施設(油分離槽、原水中和槽、原水槽、凝集槽、沈殿槽)に関する調査」をおこなうよう要請しましたが、無回答です。石川県として基地内に入って、調査するのか、しないのか、はっきりさせてください。
 ④「民航ターミナルビルからの流出の可能性についても、調査」をおこなうよう要請しましたが、無回答です。民航ターミナルビルは石川県が関与する施設であり、調査するのか、しないのか、はっきりさせてください。
 2024年8月4日  小松基地問題研究会

 そして、再要請(質問)に8月9日「回答」が来た。
 8月4日付けメールでお問い合わせのあった件については、7月23日付けのお問い合わせと同様に、
 ①と④については、小松市が本年度中に再調査を実施すると聞いております。
 ②と③については、防衛省が令和6年度末を目標に、廃棄物処理法に従って処理を進めていると聞いております。


 私が問うているのは①、②、③、④について、石川県として「調査するのか、しないのか」である。小松基地や小松市の対策について質問しているのではない。

 2021年12月4日付け『北陸中日新聞』には、DIC美川工場の敷地内から基準値を超えるヒ素とフッ素が検出され(資料1)、石川県は「水質調査を進める方針」と語り、当該工場は「県の指示に基づいて対応する」と答えている。
 一企業にたいしては、「指示」「調査」をおこないながら、小松基地によるPFAS垂れ流しについては、無関係を装っているのだ。石川県は国には楯突かず、県民の命を粗末に扱おうとしている。

 2024年8月4日付『北陸中日新聞』は「大阪ダイキン工場周辺でPFASが検出された」と報道している。『週刊新潮』はPFAS汚染の特集を組んでいる(2024/7/11、8/15)。高度成長期には、金儲けのために、人や動植物への悪影響を考えもせずに、化学物質を乱用し、それらが蓄積し、漏出してきても、石川県は他人事のように、知らぬ顔の半兵衛を決め込んでいる。


 

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