デラシネ(deracine)

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『たい平一門かい!?』を鑑賞。帰りは湘南新宿ライン。

2010-03-16 22:31:10 | 武蔵小杉駅関連
写真を見て、何だこりゃ、と思った人もいらっしゃるでしょうが、
今日は、池袋の東京芸術劇場で行われた、林家たい平とその一門の会、題して『たい平一門かい?』に行ってきました。
たい平はまだ若いですが、既に弟子?がいます。
それが、テリー伊藤と林家ペー。
それぞれ林家テリ平、林家ペー平と名乗っています。

それぞれが落語を披露し、また「高田文夫とニュー東京ボーイズ」の漫談、
また最初にはたい平とテリーがやってるラジオ番組のレポーター美女さんの三味線がありました。
盛りだくさんで楽しかったですね。

ペーは得意のダジャレと誕生日ネタを交えて一席。面白かったですね。ダジャレもひねりが効いてました。
で、そのペーへの松浦あややからの花が写真です。思わず撮っちゃった。
テリー伊藤は笑いが全くない怪談を披露。本物の落語家には及ばなくとも、とにかく見事な間合いで噺をしました。
テリー伊藤、実は好きじゃないんだけど、これについては見直しましたね。独特の語り口を持った人でした。

そしてたい平はいつものように素晴らしい声と滑舌で客席を爆笑の渦に。
演じたのはタイトルがわからないのですが私は別の人で1度聴いたことがある、
人が良くてうぶな若旦那がワルにそそのかされて吉原で一晩を過ごすことに…という有名な古典。
やっぱり面白いですね。たい平は若いこともありますが(45歳)、若い人に聴いてもらいたい噺家さんです。

ただ、この日は冒頭の挨拶(たい平&テリー)と、高田文夫他2名がスタンドマイクを使って話をしたんだけど、
このマイクの性能が悪いのか、私の席が悪いのか何なのか、
非常に喋ってる言葉が聞き取りにくかった。これが返す返す残念。かなりわかりにくい時間でした。
隣も親子か愛人関係かの男女2人。この男のほうが噺の最中にあれこれしゃべる最低の人。せっかくの楽しい時間が、ややがっかりなことも。

でも落語はいいですね。頭空っぽにして没頭できます。
我ながらいい趣味だと思います。


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さて、その池袋からの帰りは当然?でもないけど湘南新宿ライン。21:31発。
21時台、22時台は3本しかない!少ねえ。
ただ、割と座れますね。それほど混んでもいなかった。

しかし、いつも思うけど、武蔵小杉に駅ができるより早くに、
横須賀線品川-横浜間には、西大井、新川崎という先輩の駅がありますが、
できたのはいずれも1980年代。
ところが武蔵小杉はようやく2000年代になって建設の動きがあり、2007年に工事スタートの今回開業ですよ。
いや、これが何もないさびれた街ならまだわかりますが、
昔から東急線と南武線がクロスするし、中原区の中心街だし、なぜ今まで駅を作らなかったのかな、と思います。

勿論駅周辺に限って言うなら全く何もなかったわけですが(今もマンションとNECぐらい)、
西大井は家は山ほどあるけど他は何もなく、他路線との乗り換えすらできない。
新川崎に至っては何もないという点においては首都圏屈指。まあツインタワーというオフィスビルはあるけど。
そんなところが先にあって何で小杉が?とは思いますね。

今回も川崎市が費用をかなり出すということで建設した経緯があり(請願駅)、
それが無かったらJRは自費で建設したかな?と思います。
また、過去無理だったのは、工事の技術の問題があるでしょうね。
今回は駅の設置としては破格の3年という日数をかけています。
隣に新幹線が走り、とにかくスペースが無い中での作業ですから。
現に新駅ホームはカーブにある駅。技術的には相当難しかったでしょう。

ま、いずれにしても駅ができてよかったなあと。
ここに住んで本当によかったです。

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