デラシネ(deracine)

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NOAH1・25後楽園大会観戦記。

2009-01-25 23:31:16 | プロレス
NOAH後楽園大会でした。
日曜昼の後楽園だからといえばそれまでですが、客席は満席。
私の見た席は珍しく北側になりましたが、前をさえぎるものがなく、非常に見やすい席での観戦になりました。(写真参照)

メインはKENTA-鼓太郎のGHCジュニア。
去年の武道館でのGHCジュニアタッグ戦からの流れで、激しい前哨戦などもあって注目されてました。
その武道館では鼓太郎がKENTAを流血にした上にピン。
今日も流血戦必至、さらには鼓太郎がシングルでもKENTA超えなるか、それともKENTAが意地の防衛か、
私もドキドキの一戦でした。

序盤はややKENTAが押し気味で進めますが、鼓太郎がKENTAのラリアットをレフェリーに誤爆させたところから荒れます。
場外戦ではなんと私の席の目の前で!テレビか雑誌に出てるかもしれません。
鼓太郎はジュラルミンボックスは防がれるも、場外でKENTAを流血させる!
そしてなんと鼓太郎は流血のKENTAにネックハンキングツリー(首をしめて相手を持ち上げる)を敢行。
そう、キン肉マン-アトランティス戦の「セントヘレンズ大噴火」の再現です!!
先の武道館でのウオーズマン風脳天エルボーといい、鼓太郎がキン肉マンマニアであることが判明。
さらにはレフェリーが平柳に釘付けの間に、
前哨戦でまんまと勝ちを拾った、「被害者を装う作戦」を今夜も決行!
イスの座る部分をぶちぬき、流血で倒れるKENTAの脇に椅子を置き、
そしてなんとKENTAの額から血をすくって自分の顔面に塗った!そして倒れる鼓太郎!
つまり自分はKENTAの椅子攻撃の被害者、反則はあっちだ、というわけです。
そして見事に(笑)KENTAを疑うレフェリー!そしてまさかのKENTA反則負けを告げようとしたそのとき!
本部席で「それは違う!」と懸命に手を振ったのがGHCタイトル管理委員長ジョー樋口!
レフェリーが巻き込まれての不透明決着の元祖ともいえるジョーが正義を貫いた!
そしてレフェリーは鼓太郎の頭にはキズなんか無いことを確認すると試合続行。
あのままKENTA反則負けなら暴動でしたよ。(ジョーが悪の道に走っても面白かったけど)

これで鼓太郎の小細工も終わり、あとは真っ向勝負。
もちろん高い技術を持つ二人、血や凶器がなくても素晴らしい攻防を展開。
お互いの得意技を何度もかわしあい、打撃でも両者譲らず。
終盤鼓太郎はブルーディスティニーからレクイエムにつなぎ、あわや王座移動か!?という場面を作るも、
これをKENTAが一瞬早く前転でかわすと、あとはKENTAペース。鼓太郎は打つ手なし。
飛び膝蹴り、go2sleep、顔面蹴りから再度go2sleep。これが私の席からヒット具合がよく見えた。
鼓太郎もよく粘りましたが、最後は3カウントを聞き、悪の栄えは成りませんでした。

それにしてもKENTA。うーん。強くてカッコイイ。技も的確、攻められても不屈の闘志がある。
もっと多くの人にKENTAの存在を知ってもらいたいと思いました。
以下、KENTAのリング上でのマイク。一部正確ではないかもしれませんが、主旨はあってると思います。

「鼓太郎はただの鈴木鼓太郎でした」
(激しい試合だったが?の問いに)「オレが立っていて、鼓太郎が倒れている。それが事実」
(次は?との問いに)「中嶋とやります」
(ここで中嶋登場、2・11へ向けて決意などを述べるが…その中嶋に対し)「なげーよ!」
「だいたいピンクのTシャツ着てるような奴には負けない」(下の写真参照)
「今日はお前(中嶋)のために防衛したんじゃなく、この満員のお客さんのために防衛したんだ」(場内熱狂)
「プロレスリング・ノア、どんな状況になろうとも、前に進んでいきます。応援よろしくお願いします」(場内大KENTAコール)


うーん。シビれますね。これからもKENTAについていきます。

そしてもう1人のケンタ、小橋建太がセミ前のリングに登場。
いきなりテーマ流れるもんだからびっくりした!
そして3・1武道館での復帰戦を発表!場内大熱狂!!
腕の状況が悪いと聞いてた後、特に何も知らなかったので、最初はまさか引退発表?なんて思ったけど、
すごい回復をしていたんでしょうね。
ひさびさに小橋コールができてよかったです。

他の試合は割愛しますが、特に健介と秋山の前哨戦とそこで一緒に組んでいた中嶋と谷口がよかった。
あとはヨネが森嶋を試合後(2人でタッグで登場)襲ったが、これは試合中にやるか試合後にやるかだけで、
最初から森嶋に何かやるだろうなというのは見え見え。力皇も加勢。それぞれ森嶋をパートナーに王者になりましたが、
決別の一撃を食らわせていました。
あとは潮崎が良かったがやや長い試合になって飽きた。
2・6全日本で防衛戦を控える丸藤は好調、でもその丸藤をおちょくり続けた平柳もよかった。
石森の最近のフィニッシュ、450°スプラッシュを初めて見た。
いわゆるハヤブサのファイヤーバードなんだけど、高く飛んで落ちるタイプではなく、
ややナナメに落ちていく印象。飛び技もいろいろです。
いやー、でも本当に今日は面白かった。KENTAについていくと決めたので、2・11健介オフィス後楽園、いきます。

それにしても、今日のメインもジュニア、2・6全日本後楽園も、2・11健介オフィスもメインはジュニア。
いずれもNOAH絡み。
ヘビーの激突こそがプロレスの醍醐味だという人は多いですし、私もやはりヘビー中心であってほしいと思うのですが、
このジュニアの天下は何ですか。去年のベストバウトもジュニアでした。
ヘビーにはもっともっと奮起してもらいたい。正直、ジュニアのような魅力ある試合はできていません。
もっともっともっともっと頑張ってもらわないと。

以下写真です。前回横浜の写真、暗くてすみませんでした。
↓こんな席で見てました。実際はもっと近く感じましたよ。

↓三沢社長の太鼓腹を今日もどうぞ。出番はほとんど無し。

↓復帰を宣言した小橋。いい表情でした。

↓放送席に座った丸藤です。テレビ中継、どうなるのかね。

↓前哨戦で激しくやりあった健介と秋山。両軍セコンドが必至に制止してます。

↓メイン試合前の両者。KENTAは非常にいい表情をしていました。

↓実はこんな目前で場外戦があったんです。この写真左側がステージになっており、そこで攻防がありました。

↓背中は中嶋勝彦。KENTAの挑戦者指名を受けてのマイク。Tシャツがピンク。

↓最後はベルトをアピールするKENTA。こっち見てやってほしかった…。


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2 Comments

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Unknown (隕石)
2009-01-26 17:49:56
毎々臨場感あふれる日記
ありがとう!
今夜Gタスで見てみます!
小橋のサプライズ
感動したでしょうね

ケンタ
カッコイイよね~

平柳
いつまで続くヒールまがいのキャラ(^_^;)
返信する
れす (あべしん)
2009-01-26 18:26:19
>隕石さん
コメントありがとうございます。
小橋には驚きました。表情が明るくて、ファンも皆喜んでた感じです。
ぜひご覧ください。良い大会でした。

KENTAにはオーラを感じます。
もっと世間に彼を広めたい!
平柳は今はあれでいいですが、これから先どうするかが課題でしょうね。
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